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韓国経済副首相「CPTPPへの加入必要…経済全体に肯定的効果」
韓国の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼企画財政部長官が環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)への加入が必要だと明らかにした。
秋副首相は19日午前、国会予算決算特別委員会総合政策の質疑で与党「国民の力」の金善教(キム・ソンギョ)議員の質問に「CPTPPに加入することになれば韓国が新たな貿易秩序に入ることになるが、経済全体に肯定的効果が非常に大きいのは事実」と述べた。
金議員が「韓国よりも先立って加入申請を出した中国がCPTPPを加入する場合には2兆7000億ウォン(約2724億円)の被害が予想される」と指摘すると秋副首相は「被害が予想される部分、また被害が実際に発生する部分に対しては十分に補償しながら進めなければならない。そこを無視したまま進めるのは難しいという原則下で我々は検討している」と明らかにした。
秋副首相はまた「過去の政府はほぼ最終段階に政府内でCPTPP加入に対する方針を固めた」とし「加入申請をするには国会常任委に報告して互いに同意と共感を形成した後に申請することになっているが、国会に報告して話し合いをお願いし、被害に対する補完対策を十分に協議して進める予定」と明らかにした。