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中日・根尾「遊撃スタメン」一気につかめるか 立浪監督も感じ取った“成長”
東スポWeb
立浪監督(左)からマンツーマンでの守備指導も受けている中日・根尾(東スポWeb)
中日・根尾昂外野手(22)の「遊撃スタメン」が現実味を帯びてきた。根尾は6―7で敗れた18日のDeNA戦(バンテリン)に「7番・右翼」で先発出場。4回表から今季初めて遊撃の守備につき、ドームのファンから大きな拍手を受けた。
5―5同点の7回二死満塁の場面では、代打・藤田の三遊間の打球を処理するも、ボールを握り直したためどこにも投げられず(記録は内野安打)。結果、DeNAに勝ち越しを許してしまったが「そんなに守らせて時間たってない。それを覚悟で守らせているので」と立浪監督はコメント。根尾の遊撃守備全般についても「それなりには守っていたかな」と及第点を与えた。
レギュラーだった京田は現在二軍で調整中で、一軍には根尾、三ツ俣、溝脇、堂上と4人の〝遊撃候補〟がいる。4試合連続で先発出場している三ツ俣が現時点での1番手といえそうだが、根尾がレギュラーを獲得するために必要なことは何なのか。コーチ経験のあるOBの1人は「三ツ俣はバントがうまい(11試合の出場でチーム最多の5犠打)。根尾がレギュラーを勝ち取るためには守備はもちろんだが、つなぎ役として役割をしっかりできるかどうか。バントやエンドランも含め、ベンチが期待する仕事をきっちり果たすことが大事だ」という。
この日は4打数1安打2打点の根尾だが、立浪監督が評価したのが6回無死二、三塁の場面のバッティングだった。追い込まれながらも二ゴロで三塁走者を返し「よく必死に当てにいってセカンドゴロを打った」と最低限の仕事を果たしたことに成長を感じ取っていた様子だった。
遊撃の守備で打球をさばくたびにドームの客席が沸き上がるなど、根尾のスター性は間違いなくチームナンバーワン。ここで一気に遊撃のポジションをつかみとれるか、注目だ。
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