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東京6大学野球 慶大が勝ち点2 朝日、広瀬の2者連続弾で開幕から5戦連続弾 立大に13連勝/慶應大7-4立教大
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202204250000464.html
<東京6大学野球:慶大7-4立大>◇第3週最終日◇25日◇神宮
慶大が、1勝1分けで迎えた第3戦に勝利し、勝ち点を2に伸ばした。
打線がつながり、2本塁打を含む10安打で7点を挙げた。これで、立大戦は2分けをはさんで13連勝とした。
1-3で迎えた3回に、本塁打で流れが変わった。2死、朝日晴人内野手(4年=彦根東)が右翼スタンドへリーグ初本塁打となるソロ。さらに、広瀬隆太内野手(3年=慶応)は左中間の中段まで飛ばす完璧なソロを放ち、2者連続本塁打で追いついた。リーグ通算9本目とした広瀬は「変化球が(ストライクに)入っていなかったので、直球がくるかなと思った。1、2、3で打ちました。朝日さんが打ったので、自分も続こうと思って、甘い球をしっかり打てました」と振り返った。
打線は、今春リーグ開幕から5試合連続で本塁打を放っている。堀井哲也監督(60)は「(3回に)すぐに追いつけたことが非常に大きかった。もう1度、4回からいくぞという効果のあったホームランでした」と話した。
3-3の5回は、粘り強くつないだ。1死二塁、萩尾匡也外野手(4年=文徳)の適時中前打で1点を勝ち越し。さらに暴投と敵失で2点を追加し、突き放した。
第1戦から中1日で先発した増居翔太投手(4年=彦根東)は、6回を106球、4失点の力投。7回からは、中継ぎに復帰した2番手の橋本達弥投手(4年=長田)が3回を無失点に抑えた。堀井監督は「接戦のつもりでいたが、増居がよく粘ってくれた」と感謝。
現役最多の9勝目を挙げた増居は「疲れはほとんどなかった。すごくボールがよくて、直球の質、強さは最近の中では一番良かった」と手応えがあった。打線の援護もあり「しっかり今日も助けてもらって、自分も粘ることができたのでよかったです」と笑顔だった。