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「高級食パン」を自販機で販売!
👉乃が美
2013年の創業から9年間、職人が素材ひとつひとつにこだわり、製法や素材の配合比率の微細な見直しを続け、お子様からご年配の方まで、耳までおいしく食べられる「世界一の食パン」を目指してきました。
日本の「生」食パン市場をけん引してきた乃が美ですが、全国どこでも高級食パンが手に入る時代となった今、「”ブーム”ではなく”新たに根付く食文化 ”を創造したい」という創業時の思い(原点)に立ち返るべく、創業時のレシピでパンをつくり、社員で試食をするというイベントを社内で実施しました。
試食した社員たちからは「あの頃のなつかしい味だ」「乃が美の原点の食パンだが、当時よりもおいしく感じる」といった声が多く聞かれました。
乃が美の高級「生」食パンはこれまでも気温や湿度、小麦の仕上がりにより、製法や配合を微調整して、常にそのときどきで最適と思われるパンを製造しており、日々進化し続けております。しかし、古いレシピである創業時の食パンがとても美味しいのはなぜなのかを分析したところ、
①配合レシピは創業時のものであるが、製法が洗練され、美味しく焼き上げる技術が向上している
②暖かくなりつつある気候と現在収穫されている小麦に、創業時のレシピが最適である
という結論に達しました。
ちょうど、そのころ、乃が美の最初の店舗である総本店でお客様にインタビューを行っていた社員から「創業時の乃が美の味が恋しい」という声がたくさんあった、という報告が寄せられました。
それならば、創業時のレシピをベースにした食パンをお客様にぜひともお召し上がり頂こう」
と考え、復刻「生」食パンとして販売するに至りました。
高級食パンの専門店を展開している乃が美(大阪市)は、新たな取り組みとして、専用の自動販売機での販売を始めた。同社オリジナルの自販機となっており、「『生』食パンに最適な温度管理を行うことで、店舗と同じクオリティーでのご提供が可能となった」(乃が美)という。
これまで、ユーザーから「閉店時間に間に合わない」「朝早くから開店してほしい」といった声があったことを受け、自販機を設置。早朝から深夜まで販売することで、ユーザーのライフスタイルに合った形を提案していく。
設置場所は、乃が美はなれ 高尾駅販売店舗前。販売時間は、午前4時10分ごろ~深夜1時ごろ(始発~終電まで)。「生」食パン(レギュラー・2斤)のみ扱っていて、価格は1000円。
自販機設置にあたって、専用のBOXを販売。白地のBOXにブランドロゴを金色で施し、「素材も品質を保てるよう改良を重ねた」(同社)という。