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10年で1・7倍 なぜコインランドリーは増えている? – 河北新報オンライン 10年で1・7倍 なぜコインランドリーは増えている? 河北新報オンライン (出典:河北新報オンライン) |
コインランドリーにコインシャワーが併設されていることがある。 セルフサービスである事から洗濯物あたりの料金もクリーニング業と比較して極めて安く、洗濯物の少ない独身者や学生などに利用されている。 日本では、1953年に三洋電機から普及価格帯の噴流式電気洗濯機が発売され、コインランドリー
24キロバイト (3,403 語) – 2022年4月10日 (日) 22:35
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街中でコインランドリーを見かけることが増えました。仙台市内の店舗数は10年前の約1・7倍にもなっています。近頃の店は明るく清潔感があり、布団の丸洗いができるなど進化を遂げています。競合店が増えるにつれ、プラスアルファのサービスで差別化を図る動きも出てきています。これから梅雨時期に強い味方になりそうです。(編集局コンテンツセンター・佐藤理史)
青葉区宮町通周辺は800メートルに新旧6店ずらり
全国展開のチェーン店による出店攻勢が続き、市内各所で激戦区が生まれている。宮城野区二十人町には市道元寺小路福室線の280メートル区間に、10年以内にできた3店が並ぶ。青葉区の宮町通周辺の約800メートル区間では新旧の6店が張り合う。
宮町通沿いに昨年3月オープンしたのは「ピエロ」。業界3位の492店(5月現在)を展開する「センカク」(東京)のチェーン店だ。今年3月、青葉区上杉、太白区鹿野にも出店し、市内計9店に広がった。
近くの宮町4丁目には「Baluko Laundry Place(バルコ ランドリー プレイス)」が昨年7月、東北地区での初出店を果たした。スタイリッシュな内外装を特徴とし、FC本部の「OKULAB」(東京)は創業から6年ほどで、関東を中心に158店(5月現在)に広げた。
メインの役割は洗濯から乾燥へ 利用者も学生からファミリー層に
仙台市各区保健所支所のまとめによると、市内のコインランドリーは2012年度末に100店だったが、毎年増え続けて21年度末は169店となった。18年度は1年で17店増えた。
メインの役割は洗濯から乾燥へと移り変わっている。かつては洗濯機を持たない単身者や学生が近所の小さな店で衣類を洗濯した。近年はファミリー層が洗濯物を車で持ち込み、大型乾燥機に入れる利用が増えた。共働き世帯の増加に伴い、家事の時短に活用されている。
「誰が何を洗ったか分からない洗濯機を使いたくない」と衛生面から敬遠する人はいたが、現在の機器は利用前に槽の洗浄やリフレッシュ(送風運転)ができ、清潔感が増した。
利便性も向上。待ち時間を快適に過ごせるよう漫画、Wi-Fi、キッズスペースなどを備える。実際に店に行かなくても、洗濯乾燥機の空き状況がインターネットで分かる。
新たな客の取り込みに一役買っているのが布団の洗濯だ。羽毛布団1枚をクリーニングに出すと、仕上がりまで約2週間、料金は5000円前後かかる。コインランドリーなら約1時間、1000~1500円で済む。ダニ対策にも有効。丸洗いでアレルゲンを取り除き、高温乾燥でダニを死滅させることができるとされる。
太白区のITエンジニア女性(51)は「布団が洗えると知り、4年前からコインランドリーを利用するようになった。干すよりふかふかになるし、きれいな状態で次のシーズンまで保管できる」と魅力を語る。
利回り12%、投資対象として魅力 節税効果もあり(略)
業界関係者はなおも強気 サービス多角化で需要掘り起こしに躍起(略)
米国流に洗濯代行も 折り畳みサービスで付加価値(略)
河北新報 2022年5月18日 6:00
https://kahoku.news/articles/20220516khn000017.html