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スズキ、2022年末での“MotoGPクラス”参戦終了をドルナと協議「経済情勢と自動車産業界の大きな変化に対応するため」
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5月12日、スズキ株式会社はロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているチーム・スズキ・エクスターが2022年末で参戦を終了することについてドルナスポーツと協議していると発表した。
MotoGP第6戦スペインGPを終えた翌日の5月2日に行われたMotoGPクラスのヘレス公式テストⅡの開催中、スズキがチーム・スズキ・エクスター全体に、2022年末にMotoGPから撤退する意向を伝えたと複数の海外メディアが報道した。
2021年4月にスズキは、ドルナスポーツと2022年から2026年までの5年間、MotoGPクラスに継続参戦することに関して契約していたこともあり、参戦終了のタイミングに関しても疑問があった。
また、スズキからそれらに関する発表はなく、スズキが撤退するという“噂”としてMotoGPを統括するドルナスポーツが声明を発表。MotoGPでのレースに参戦する契約の条件により、一方的にこの決定を下すことができないことを通達したことを公にした。
しかし、スズキ株式会社は今回、ドルナスポーツと2022年末でMotoGP参戦を終了することについて協議していることを明かした。
参戦終了を協議している理由に「現在の経済情勢と近年の自動車産業界が直面している大きな変化への対応」があるようで、そちらに「資金と人的資源を集中的に投入」したいようだ。
この件について、スズキ株式会社が発表したMotoGP参戦についての声明は下記のとおりだ。
* * * * *
MotoGP について
スズキ株式会社は、ドルナスポーツと2022年末で同社FIM※ロードレース世界選手権(MotoGP)参戦を終了することについて協議しています。
現在の経済情勢と近年の自動車産業界が直面している大きな変化への対応を加速するために、スズキは、資金と人的資源を新技術の開発に集中的に投入していきます。
これまでスズキの二輪レース活動を支え、温かい声援を送っていただいたファンの皆様に感謝申し上げます。
※FIM(国際モーターサイクリズム連盟)