「ドコカニイッテ」「ハヲミガク!」大リーグ実況での意味不明な日本語絶叫、最近増えた2つの理由

「ドコカニイッテ」「ハヲミガク!」大リーグ実況での意味不明な日本語絶叫、最近増えた2つの理由

「ドコカニイッテ」「ハヲミガク!」大リーグ実況での意味不明な日本語絶叫、最近増えた2つの理由

1: 名無しさん@恐縮です 2022/05/13(金) 11:51:35.29 ID:CAP_USER9
読売新聞 2022/05/13 10:33

 「ドコカニイッテ、ハヲミガク!」――。米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平は今シーズンも投打にわたって活躍している。他に類を見ない躍動が詳しく伝えられる一方で、現地放送局の実況で叫ばれるこんな「謎日本語」が、SNSでたびたび話題に上る。日本の野球中継では聞き慣れないこのような言葉たちが、なぜアメリカで叫ばれているのだろうか。大リーグに詳しい大学の先生に話を聞いてみた。(デジタル編集部 古和康行)

「フレッシュな感じでなかった」大谷翔平、カーブを決め球に粘投
 「ビッグフライ! オオタニサン!」「スワッテクダサイ!」「ジャア、マタネ!」――。これらの言葉はエンゼルスの試合を中継する米放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の実況席から飛び出した。

 「意味不明」だと話題になったのは、昨年5月12日のアストロズ戦の一幕。大谷が内角に投じた鋭い変化球で相手打者を見逃し三振にとると、突然、実況が「ドコカニイッテ、ハヲミガク!」と絶叫した。これは、「Go away! And brush your teeth!」(歯でも磨いてきな!)という「慣用句」で、日本語でいうと「顔を洗って出直せ」に近い言葉を「直訳」したもの。その後、アナウンサーも「グーグル翻訳しました」と“種明かし”していた。同局はツイッターにもこの動画を上げていて、「意味不明で大笑いした」というコメントもついている。

 今シーズンも「迷調子」は健在で、4月15日のレンジャーズ戦で、この日2本目の本塁打を放った大谷に「ショウヘイ・オオタニ、スゴーイ!」「ショウヘイ、キュンデス!」などと日本の若者言葉で賛辞を贈った。これもツイッターに動画が投稿されていて、5500以上の「いいね」がついている。「キュンです!」は、日本のアナウンサーがスポーツ誌での対談で現地実況アナウンサーに教えた言葉だという。

 こうした日本語実況について、大リーグについての著作もあり、野球文化学会の会長でもある名城大学の鈴村裕輔准教授(比較文化)は「大谷選手の登場から明らかに増えている。大リーグの施策ともマッチした現象です」と分析している。どういうことだろうか。

 大リーグは近年、国際化を進めている。2016年から全チームにスペイン語の通訳を常駐させることにした。ドミニカ共和国、ベネズエラ、キューバなどスペイン語圏出身の選手は多い。そのため、彼らがプレーしやすいように、と行われている施策だ。大谷が2021年にオールスターゲームに出場した時にも、コミッショナーが大谷を「MLBの国際化に大きく貢献している」とたたえた。鈴村准教授は「大リーグが進める国際化の流れの中で、選手の出生地に合わせた実況が増えているのでは」と分析する。

 鈴村准教授によると、スペイン語圏の選手が活躍すると「オラ!」、韓国人選手が登場すれば「アンニョンハセヨ」「カムサハムニダ」など、選手の母国語が実況で使われることもあるという。

 かつて、イチローさんや松井秀喜さんが大リーグで活躍していた時には「コンニチハ」「サヨナラ」という日本語が使われることもあったが、鈴村准教授は「大谷選手が活躍するようになってから、明らかに日本語を入れ込んだ実況は増えた」と話す。大リーグがより広い人種に野球の魅力を伝えたいという理念と「謎日本語」実況はマッチしているのだ。

オンライン取材に応じる鈴村准教授
 「謎日本語」が生まれるのには、もう一つ理由があるという。それは、日本と違うアメリカのアナウンサーのあり方だ。大リーグの現地実況は球団ごとの担当アナウンサーが担うのが基本だ。そのため、中継では「ホームびいき」になることが視聴者にも許されている。長年、一球団の専属アナウンサーを務めることもあり、ドジャースの専属アナウンサーだったビン・スカリーさんは67年にもわたって実況を務めた。そんな「ホームびいき」の事情から相手チームをはやしたてるような言葉が実況で使われ、それを直訳すると「謎日本語」が生まれるというわけだ。

※続きはリンク先で
https://www.yomiuri.co.jp/sports/mlb/20220512-OYT1T50200/



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