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上島竜兵さん急死、報道ガイドライン守らぬテレビ局に厚労省が警告
上島竜兵さん急死、報道ガイドライン守らぬテレビ局に厚労省が警告
上島 竜兵 (うえしま りゅうへい、1961年1月20日 – 2022年5月11日)は、日本のお笑いタレント、俳優。ダチョウ倶楽部の大ボケ担当。本名は、上島 龍平(読み方同じ)。通称、竜ちゃん(先輩芸人が使用する)または、竜さん(若手芸人などが使用することがある)。
37キロバイト (5,230 語) – 2022年5月13日 (金) 08:10
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お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが11日に亡くなった。その死を伝える報道に関して、厚生労働省が各メディアに向け発信した警告文が、ネット上で注目を集めている。
【今回の投稿】「怒っているように見える」という声もあった厚労省の警告ツイート
■1回目の「報道関係者様へのお願い」
11日午前、「報道関係者様へのお願い」という書き出しで「WHO自殺報道ガイドライン」に関するリリース資料を案内した厚労省公式Twitterアカウント。
資料には「報道を過度に繰り返さないこと」「自殺に用いた手段について明確に表現しないこと」「自殺が発生した現場や場所の詳細を伝えないこと」など、避ける必要のある報道例が列挙されており、次の投稿では「自殺報道は、それをSNS上で拡散させるだけで、自殺リスクを高めることに繋がる可能性があります」とその理由をつづり、注意を促した。
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■各社が自宅前に殺到し…
しかしそんな注意喚起に反し、11日午前中から複数のニュース番組が上島さんの自宅付近で中継を開始し、通行人にコメントをとるなどの取材活動を展開。
同日20時、厚労省は再びTwitterで「一部の報道機関でこれに反する報道が行われているため、あらためて要請を行いました」として、言葉やデザインを一部更新させたリリース資料を改めて発信したのだった。
■資料の中身
その資料には、「以下のような放送・報道は、自殺リスクを高めかねません」として「自殺で亡くなった方の自宅前等から中継を行う」「街頭インタビューで、市民のリアクションを伝える」など避けるべき報道事例が追加記載されていた。また文字も赤字を多用するなど、より注意喚起面が強調されている。
現場での中継や路上インタビューを行った『めざまし8』(フジテレビ)、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)などに向けての警告と見られる。
【報道関係者様へのお願い】
本日、各報道機関に対し、WHO自殺報道ガイドラインに準じた報道を実施するよう要請を行いましたが、一部の報道機関でこれに反する報道が行われているため、あらためて要請を行いました。本ガイドラインを踏まえた報道を、引き続きお願いします。https://t.co/3FBAkstLuH
— 厚生労働省 (@MHLWitter) May 11, 2022
■「許せない」と怒りの声
ネットでは一連の騒動について、「厚労省、自殺報道についてだいぶ怒っているように見える」「対応が迅速」「これは厚労省GJ(グッジョブ)」と同省の対応について評価を示す声が。
また一方で、プライバシーを軽視したテレビ報道に「許せない」「そっとしといたげてくださいよ本当に…」「遺族や関係者に配慮も何もない」と怒りの声が上がる事態となっている。
【主な相談窓口】
いのちの電話 ナビダイヤル=0570-783-556(10時~22時)、フリーダイヤル=0120-783-556(16時~21時。毎月10日は8時~11日8時)
日本いのちの電話連盟(https://www.inochinodenwa.org)
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