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冨安が味方の退場でアーセナル加入後初のCB起用も…トッテナムからケイン2発ソン1発を食らい“ノーロン”完敗
プレミアリーグは12日に第22節延期分を行った。DF冨安健洋が所属するアーセナルはトッテナムと対戦した。“ノースロンドン・ダービー”はトッテナムが3-0で勝利。冨安は左SBで先発出場も、味方の退場でポジションを変えて加入後初となるCBでのプレーをしている。
4位アーセナルは勝利すれば4位以内が確定し、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を獲得。6シーズンぶりの悲願を達成したいが、トッテナムに序盤から得点を決められる。
トッテナムは前半20分、MFデヤン・クルゼフスキのクロスにFWソン・フンミンが反応するが、DFセドリック・ソアレスに倒されてPKを獲得。キッカーはFWハリー・ケイン。冷静にゴールを決め切り、先制点を挙げた。
追いかけるアーセナルだが、その後もトッテナムの猛攻を食らう。前半27分、カウンターからケインにPA内に入られる。強烈な右足シュートを打たれるが、冨安がドンピシャのタイミングでスライディングタックル。シュートを防いだ。
アーセナルは前半32分にDFロブ・ホールディングが2度目の警告で退場処分。前半から数的不利の状態に陥ってしまう。同37分にはトッテナムにCKから失点。MFロドリゴ・ベンタンクールのヘディングからケインに2点目を押し込まれ、0-2と点差を広げられた。冨安はその後ポジションを変え、加入後初となるCBでのプレーをしている。
前半はそのままリードを許したアーセナル。さらに後半にも失点。後半開始1分、ケインにPA内に入られると、最後はソン・フンミンに今季リーグ戦21点目を決められる。0-3となってしまった。
後半も押し込まれるアーセナルに、後半31分にさらなる追い打ち。DFガブリエル・マガリャンイスが負傷してしまい退場。DFヌーノ・タバレスが入り、最終ラインを3バックに変更する。冨安は3バックの一角に入った。
劣勢のままアーセナルは一矢報いることもできず0-3で完敗。4位アーセナルと5位トッテナムの勝ち点差は1と縮められてしまった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e08a1f78abcf7b7a6768f1fdadbb0138c1e052c6