阪神　復帰一夜明け糸井嘉男「ぎっくり腰」欠場理由明かす「“ガッカリ腰”にガッカリ」

コンディション不良から復活した阪神糸井嘉男外野手（40）が、「ぎっくり腰」だったことを自ら明かした。1軍に同行しながら、4試合欠場していた。前日11日広島戦で9試合ぶりに先発復帰し、いきなり2安打1打点を記録。回復ぶりをみせつけた超人は「“ガッカリ腰”にガッカリしていた。1週間で絶対に治したいと思って、ここまで回復したので、ケアしながらやっていきたい」と糸井節全開で話した。

復帰から一夜明け、この日甲子園の室内練習場でフリー打撃などで汗を流した。現状のコンディションについては「昨日から（試合に）出てるから問題ないですよ」と話しつつ、「ベンプレ（ベンチプレス）が90キロくらいしか挙がらないんで。（通常は）150キロ。デッドリフトは150キロぐらい。それぐらい悔しくて」と大好きなトレーニングに本気で取り組めないことに不満げ？　だった。

ヤクルトでは同年代の石川、青木が活躍しており「すごくかっこいいなと思うし、尊敬できますね」と刺激を受けている。打点数がチームトップ「19」の佐藤輝に次ぐ「18」をたたき出してるチーム最年長の存在は必要不可欠。13日DeNA戦も先発で出場する見込み。帰ってきた超人が、熟練の粘り腰で苦しむチームを押し上げる。【古財稜明】