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【原子炉】三菱重工、新型原子炉で水素量産 脱炭素へ低コスト技術
1: すらいむ ★ 2022/04/23(土) 20:50:03.82 ID:CAP_USER
三菱重工、新型原子炉で水素量産 脱炭素へ低コスト技術
三菱重工業は22日、「高温ガス炉(HTGR)」と呼ばれる次世代原子炉を使って、水素を大量生産すると発表した。
2022年中に実証実験を始め、30年代前半に実用化をめざす。
原子力発電所でつくった電気で水素を製造すると、低コストと脱炭素を両立できるという。
二酸化炭素(CO2)排出が多い鉄鋼業など産業界での利用を目指す。
原発の電気で製造する水素は「ピンク水素」などと呼ばれる。
日本原子力研究開発機構(JAEA)の高温工学試験研究炉(HTTR、茨城県大洗町)で、高温ガス炉による発電設備を使って水素をつくる。
24年3月期以降に本格的な水素プラントを建設し、高温ガス炉と接続する。30年までの実証実験で、約300億円の投資を見込む。
高温ガス炉でつくる熱の温度は最高セ氏950度。
通常の原子炉の3倍高温で、大量の水素をつくれる。
実用化する際は1時間あたり25トンと100倍に増やす。
水素の製造方法を改良し、CO2排出をゼロにする技術も開発する。
余熱を使って蒸気タービンを回せば、クリーンな電力を生み出せる。
(略)
日本経済新聞 2022年4月22日 18:10
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC207S40Q2A420C2000000/