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メジャーは佐々木朗希20歳をどう見ている?「投手としては大谷よりも上」「現時点で世界のベスト5」「今すぐにでもここ(MLB)で見たい」
4月10日。20歳の佐々木朗希が完全試合を達成した衝撃は、瞬く間に全米に広がった。
エンゼルスの大谷翔平も「(周囲の)みんなが知っていたりする。アメリカのニュースでも流れている。もっともっと頑張ってもらいたいし、自分も励みにしたい」とコメント。佐々木の偉業は、今や「メジャーの顔」になった男をも刺激した。
あるメジャー球団のGMは「現時点で世界のベスト5」
日本にも自身のルーツを持ち、日本野球に精通しているロサンゼルス・タイムスのディラン・ヘルナンデス記者のもとには、すぐに大リーグの球団関係者やスカウトから連絡が入ったという。
「彼が完全試合をした後、大リーグのアジア担当のスカウト何人かと話をした。あの試合の直後、スカウトはビデオでチェックして、自分のチームに詳細なレポートを提出したみたい。みんな言っているのは、『投手としての能力は大谷より上』だと。どうやったら彼に近づけるか、聞いてくる代理人もいた。チームの幹部も知っているし、彼のマネジメント会社や周囲の環境など、調べ尽くしていると思う」
さらにヘルナンデス記者は「名前は言えないけど……」と言って続けた。
「ある球団のGMは『今の時点で、世界のベスト5には入るんじゃないか』と言っていた。もちろん、真顔でね」
2019年、ヘルナンデス記者は日本への出張中にプライベートで、高校時代の佐々木が投げた夏の地方大会に足を運んだという。その時のプレーは今でも鮮明に思い出せる。
「バランスがすごかった。あれだけ足を上げるのに、投球フォームが毎回同じ。もう、才能だけでメジャーにいけるんじゃないかって。その時、そう思った」
あれから3年近くが経った。今回、プロでパーフェクトを達成した佐々木の映像を見てどう感じたのか。
「持っているものだけなら、メッツのジェイコブ・デグロム(2018、19年のサイ・ヤング賞投手)みたいな感じ。大谷は少し制球がアバウトだけど、佐々木は制球力もすごい。日本のプロ野球の世界で、高校のドラフト候補の選手が、地元の県大会2、3回戦でやっているような雰囲気でプレーしている。体力的に日本の選手が誰もついていけていない。早くこっちでやってほしい」
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https://news.yahoo.co.jp/articles/104dcdf497437982ca2ba8f1ab95549b68ae2958