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【随時更新】 プーチン大統領 演説「戦勝記念日」式典
ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアのプーチン大統領が首都モスクワで開かれる軍事パレードの式典でどのような演説を行うのか関心が集まっています。
演説内容について、随時更新でお伝えします。
プーチン大統領「さまざまな提案 無駄だった」
ロシアのプーチン大統領は日本時間の午後4時から戦勝記念日の式典で演説を行い、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について「去年12月、われわれは安全保障に関するさまざまな提案を行ったが、すべて無駄だった」と述べました。
また「ドンバスでの作戦が行われ、キエフでは核兵器使用の可能性も口にされた。ロシアにとって受け入れられない脅威が国境付近にある」と述べ、軍事侵攻を正当化しました。
また「ドンバスの民兵、ロシア軍兵の士に呼びかける。祖国の未来のために戦っているのだ。ナチス・ドイツが復活しないよう、みなさん力を尽くしている。亡くなったすべてのみなさんに頭をたれる」と述べました。
モスクワ「赤の広場」で式典始まる
ロシアの首都モスクワでは日本時間の午後4時に中心部の赤の広場で式典が始まりました。
これに先だってロシア大統領府は8日、プーチン大統領からウクライナの市民や退役軍人に向けたとするメッセージを発表しました。
このなかでプーチン大統領は「私たちの共通のすばらしい休日である勝利の日を心から祝福する」とする一方で「残念ながら、いま再びナチズムが頭をもたげ、野蛮で非人道的な統治を行おうとしている。私たちの神聖な義務は、『大祖国戦争』の敗北者の思想を受け継いだ者たちによる復しゅうを阻止することだ」と述べ、軍事侵攻の目的がウクライナのネオナチ集団との戦いだと主張しています。
赤の広場の式典ではプーチン大統領が演説する予定です。
(略)
NHK NEWS WEB 2022年5月9日 16時30分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220509/k10013616831000.html