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秀岳館高サッカー部・段原一詞監督 コーチが暴力ふるう姿は今まで見たことがなく「今回の動画で初めて」
同部をめぐっては、指導者が部員の生徒に暴行する動画が撮影されていたことが判明。秀岳館高によると、20日夕、匿名の電話があり、動画の存在を把握。サッカー部に事実確認を指示した。21日に県警が指導者と生徒ら3人に話を聞いたため、学校としての調査は進んでいないと説明。「誠心誠意、対応する」としている。
また、22日には同部の公式ツイッターに部員とみられる生徒11人が登場する謝罪動画を投稿。しかし、翌日には動画は削除され、理由については「自分達が伝えたいこと、保護者やサッカー部を応援してくださっている皆様に知ってほしいことを自分達が発信することによって聞いてほしくて出した動画が結果的に学校や監督、コーチに対して迷惑がかかる形になってしまい削除の運びとなりました」と説明していた。
段原監督は、現在の部の体制について「コーチは私を含めて、15名ほどおります」と説明。秀岳館高校の監督に就任したのは2001年だという。これを聞いた、MCの加藤浩次が、「21年間の中でコーチが部員に暴力を働いた瞬間を目撃されたことはありますか?」と質問すると、段原監督は「ありません。今回の動画で初めてみました」と返答した。
また、加藤は「テレビという形で正直に言った方が良いと思うんです。それで1度もないと言って過去の部員からSNSなどで『俺やられたことがあるよ』みたいなことも出てくる可能性があるんですよ」と指摘。「出演していただけるのは僕ら的にはありがたいんだけど、相当リスキーなことだと思うんですよね」と思いやり、「それを分かった上で発言をした方が良いと思うんですけど、そういうのは見たことがないですか?」と再び投げかけた。
すると、段原監督は「今回の暴行動画のようなシーンは見たことがありません」と答え、その上で「ただし、20年以上の時がありますのでその中で暴力というものに対する考え方。それから、SNSインターネットによる情報の拡散等で、多少は集団のモラルは変化があると感じています」と話した。
続けて、「その中で、いまおっしゃったようなことについて、過去に例えば激励する意味でそういうお尻を叩いていたとか、ということは見たことはありますけどその当時は私の勉強不足、経験不足により、そのことを暴力だと捉えていませんでした」と告白。「よって今回のこともこういう事態になったのは私の勉強不足と認識不足により、それがエスカレートしていった。もしくは、今回、瞬間的になった事案だと思って責任を強く感じております」と語った。
スポニチ
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9d29637935ed321ead14ba27f3680bbe1c6f17d