【韓国】 新刊『ワカメ人文学』 ワカメも、ややもすれば隣国にその主導権が奪われかねないという憂慮から、この本を執筆

【韓国】 新刊『ワカメ人文学』 ワカメも、ややもすれば隣国にその主導権が奪われかねないという憂慮から、この本を執筆

【韓国】 新刊『ワカメ人文学』 ワカメも、ややもすれば隣国にその主導権が奪われかねないという憂慮から、この本を執筆

1: LingLing ★ 2022/05/05(木) 20:10:40.73 ID:CAP_USER
[海洋新刊案内]ミヨク(※ワカメ)人文学
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『ワカメ人文学』キム・ナムイル、ヒューマンアンドブックス、20,000ウォン

ワカメに関する様々な知識を全て集めた本

韓国人は、「キム(※海苔のこと)」が世界で韓国産として知られていると思うが、世界市場で「キム」の宗主国は日本だ。現在、慶尚北道(キョンサンプクド)環東海地域本部長として働いている著者キム・ナムイルは「ワカメも、ややもすれば隣国にその主導権が奪われかねないという憂慮から、この本を執筆した」と話す。

本はワカメの歴史から追跡して、私たちが高句麗と新羅時代以前からワカメを食べていて、高句麗時代以降、ワカメは我が国の主要輸出品であり、村共通体から共同作業を通じて採取した主要水産物でもあることを明らかにする。著者は数多くの文献と資料を通じて、「三国遺事」の延烏郎細烏女説話の中に出てくる岩がワカメ岩であることを推測するなど、ワカメの過去と現在を人文学的に読み取る。

特に、韓国人にとってワカメは単なる食べ物ではない。
著者は、「我が国は世界で唯一にして、ワカメ文化があることから、そのワカメ(海藻類)文化をユネスコ世界無形遺産に登録しなければならない」と主張する。彼は、「水産食品として客体ではなく、人文コンテンツの主体としてワカメ文化史を分析して、その人文学的価値体系を定立しようとした」とし、持続可能なワカメ生産体制を整えるため、東海岸地域の漁村生活文化の保存伝承方案と、国際的なマーケティング・ブランディング方案も提示している。

本は、△海洋遺産的(heritage)の観点から調査した我が国のワカメ文化△消滅の危機にある漁村文化共同体の保存可能性△海洋生態的(ecology)観点から気候環境危機に対応した海藻類の研究方向と海洋バイオ産業(biology)の観点から分析した加工産業などを盛り込んでいる。

現代海洋(韓国語)
http://www.hdhy.co.kr/news/articleView.html?idxno=16993


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