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【パヨク逃亡】赤木さん妻「あっ望月さんだ」イソ子「きゃあっ」悲鳴を上げて社屋に逃げ込む
黄色い服の小柄な女性が歩道の向こうから歩いてくる。その姿を見た瞬間、赤木雅子さんは私に小声で告げた。
「あっ、あの人、望月さんですよ!」
東京新聞の望月衣塑子記者。
1年8か月ぶりの偶然のめぐり逢いが生んだ出来事をご紹介する。
■「きゃあっ」と声を上げて社内へ駆け込んで
会見に先立って雅子さんは、日本記者クラブが入る東京・内幸町の日本プレスセンタービルの前で、TBS『報道特集』の金平茂紀キャスターの取材を受けた。
インタビューの後、会見まで時間があり、雅子さんが「少し散歩でもします」と言うので、私は近くにある財務省まで歩くことを提案した。
歩道を歩き始めると、2つ先の建物が東京新聞の社屋だ(正確には中日新聞東京本社)。
その前を通りかかった時、図ったようなタイミングで向かいから望月記者が歩いてきた。
その姿に気づいた雅子さんはすーっと近づいていった。
私はそばにいない方がいいだろうと考えて離れていた。
玄関前の階段で雅子さんは「望月さん」と声をかけた。
すると望月記者はさっとあたりを見回し「きゃあっ」と声を上げて、社内へ駆け込んでいった。
表のガラス窓には、デジタルサイネージというディスプレイでドラマ「新聞記者」の広告が流れていた。
「撮影協力:東京新聞」「(ドラマの舞台の)東都新聞のロケ地は東京新聞」という文字が映し出される。
そのドラマの話を持ち掛けた望月記者は、雅子さんに声をかけられただけで走り去った。
雅子さんは呆然とした顔つきでつぶやいた。
「私、悲鳴を上げて逃げられました……」