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MotoGP第2戦インドネシアGP・Moto2クラス決勝 出光ホンダのチャントラ、タイ人初のグランプリ優勝! 小椋藍も追い上げ6位
https://news.yahoo.co.jp/articles/7af82b5049800183d41243514e3e762ad1a0e14a
MotoGP第2戦インドネシアGPのMoto2クラス決勝がマンダリカ・インターナショナル・サーキットで開催。このレースで優勝を果たしたのは、Idemitsu Honda Team Asiaのソムキアット・チャントラだった。
結果
予選でポールポジションを獲得したのはジェイク・ディクソン(Inde GASGAS Aspar Team)。2番手にはアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)、3番手にはサム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)が並んだ。日本勢の小椋藍(Idemitsu Honda Team Asia)は苦戦し、20番グリッドからのスタートだ。
なお決勝レーススタート前に、トラックコンディションにより当初予定から3分の2となる”全16周”へと減じられることが決まった。
レースがスタートすると、ホールショットはチャントラが奪取。2番手争いが激しく展開されると、カネットがそのポジションを守り、ロウズがそこに続いた。
先頭を行くチャントラは2番手以下との差を広げる走りを見せた。レースの約3分の1となる5周を終えた時、ギャップは1.5秒にまで広がっていた。
この頃、ディクソン、シモーネ・コルシ(MV Agusta Forward Team)が続けざまに転倒。一部映像に雨粒が付着しているシーンもあり、降雨を示すレッドクロス旗も掲示。影響が心配された。
チャントラが逃げ続ける中、2番手争いはカネットとセレスティーノ・ビエッティ(Mooney VR46 Racing Team)によるバトルに。8周目にはビエッティがオーバーテイクしていき、2番手が入れ替わった。
チャントラ、ビエッティ、カネットの上位3人はレース後半はそれぞれが単独走行の形になり、淡々と残りラップを消化していった。
先頭のチャントラは3秒のギャップを持って最終ラップに突入。最後には後方を振り返って最終コーナーを立ち上がると、ウイリーで歓喜のトップチェッカー。キャリア初、そしてタイ人ライダーとして初のグランプリ優勝を果たした。2位はビエッティ、3位はカネットだ。
また優勝したチャントラのチームメイトである小椋は、スタートで一時的にポジションを落とすシーンこそあったが、レースを通じてオーバーテイクを繰り返し、最終的に6位と大幅にポジションを上げてフィニッシュを果たしている。