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【アニメ】『ダイの大冒険』75話で不遇呪文にドラクエおじさん感涙⁉「世界一かっこいいアバカムの使い方」など感動の声も…
ドラゴンクエストシリーズ > DRAGON QUEST –ダイの大冒険– 『DRAGON QUEST –ダイの大冒険-』(ドラゴンクエスト ダイのだいぼうけん)は、堀井雄二(監修)、三条陸(原作)、稲田浩司(作画)による日本の漫画、およびそれに基づいたアニメ作品。2019年12月時点で単行本の累計発行部数は4700万部を突破している。
198キロバイト (25,823 語) – 2022年5月1日 (日) 00:22
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2022年5月3日
まいじつエンタ
ドラクエおじさん感涙!? アニメ『ダイの大冒険』75話で不遇呪文にまさかの演出が…
人気アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(テレビ東京系)の第75話『破邪の秘法』が、4月30日に放送された。アバンが、とある呪文を披露するシーンがあり、古くからのドラクエファンたちを感動させている。
※アニメ『ダイの大冒険』最新話の内容に触れています
今回、ダイたちの前に立ちふさがったのは、大魔王バーンの魔力が込められた「バーンパレス」の城門。以前、ダイとバランが2人がかりでようやく破壊した「魔宮の門」と同型の扉であり、強力な封印が施されているようだ。
するとアバンは、メガンテから生き延びた後、カール王国の「破邪の洞窟」で新たな力を探していたと告白。そこで呪文の破邪力を増幅させる秘術「破邪の秘法」を会得したという。アバンが光の魔法陣を作り、「アバカム」という呪文を詠唱すると、固く閉ざされていた「バーンパレス」への門がゆっくりと口を開ける…。
「アバカム」といえば、ゲーム『ドラゴンクエストII』から登場する、ドラクエファンにはお馴染みの呪文だ。その効果は、カギの掛かった扉を開くことができるというもの。だが、普通にカギで開ければ済んでしまうため、ゲーム内ではそれほど重宝されておらず、どちらかといえば“地味”な呪文に分類されていた。
“地味呪文”がアニメで必殺技に昇格
ところが今回のエピソードにおいては、「アバカム」の描き方がとてもスタイリッシュになっている。アバンが空中に金の羽で魔法陣を描き、その羽が扉に次々と突き刺さるシーンはまるで必殺技であるかのようだ。
また、アバンが新しく身につけた「破邪の秘法」により、「アバカム」を超強化することで、ダイを苦戦させるほどの扉を開く…という筋書きも胸が熱くなってしまう。
『ドラクエ』シリーズのオールドファンからは、《気軽に使ってたけどアバカムってこんなカッコいい感じだったんだ…》《世界一かっこいいアバカムの使い方》《まさかのアバカムで懐かしくてちょっと涙が出てきた》と感動の声が上がっていた。
ゲームでは不遇だった呪文を、アニメオリジナルの解釈と演出で見事“新必殺技”にまで昇華してみせたアニメ「ダイの大冒険」。『ドラクエ』の世界観をベースとしつつ、オリジナルのストーリーを描いたこの作品ならではのファインプレイだと言えるだろう。
なお、一部ファンの間では、「アバカム」についてちょっとした考察も広まっている。「アバン」「カムバック」の略称ともなっているため、アバンが帰ってきたことを祝うメッセージになっているというのだ。もしそこまで計算してアバン戦線復帰の流れを描いているのだとすれば、スタッフたちの構成力には脱帽するしかない。