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因縁の「矢吹正道VS寺地拳四朗」(3/19・京都市体育館) 王者・矢吹は聖帝サウザーのTシャツで調印式に 会場は爆笑
初防衛戦に臨む王者・矢吹正道と、前王者の挑戦者・寺地拳四朗が17日、京都・宇治市内のBMBボクシングジムで予備検診や調印式、会見を行った。
矢吹は写真撮影で、人気漫画「北斗の拳」で主人公のケンシロウを倒す人気キャラクター、サウザーのTシャツを披露するパフォーマンスで“必勝宣言”。
因縁の再戦に「もう1回、しっかり勝つだけ」と力を込めた。
黒とグレーの迷彩柄上下で定例行事に臨んだ矢吹が、撮影用に上着を脱ぐと、寺地が思わず噴き出した。
“打倒ケンシロウ”つながりで仕込んだ、「サウザー」のイラスト入り黒Tシャツ。
「ネットで買ってきた」。会場が笑いで包まれ、してやったりの表情を浮かべた。
作中では“再戦”で敗れる敵キャラ。逆の立場で激突した前回対戦後、寺地陣営が故意のバッティングを主張したことに端を発したダイレクトリマッチの構図がかぶるが、結末だけは変える。
「勝ちます。『退(ひ)かぬ、媚(こ)びぬ、省みぬ』」。同キャラの名ゼリフを引用し、連勝で王座防衛を誓った。
予備検診は身長で1・5センチ、リーチで1センチ挑戦者を上回ったが、ほぼ互角だ。
判定が物議を醸した前回と、ジャッジ2人は同じとなったが「世間の目を気にして、自分にポイントを与えにくいかなと思う。ポイントは気にせずに戦う」とけん制しつつ、KO決着へ意気込んだ。(宮崎 尚行)
https://hochi.news/articles/20220317-OHT1T51194.html
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