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【バ韓国】済州王桜の生態外交、米国社会に普及推進。日本が寄贈したワシントン一帯の王桜も済州産だと思われるが…
・世界平和環境フォーラム生態外交一環
・世界島学会、来年3月植樹行事
・アメリカン大学校内済州産証明
済州王桜の一部樹種について、森林庁・国立樹木院が「日本王桜」という名称を使用しながら批判が起きている中、米国に植えられた済州王桜を活用して米国社会に普及する事業が推進される。
世界島学会(学長コ・チャンフン)は、米国フィラデルフィアの世界環境大学株式会社と共に、米国ワシントンDCに位置するアメリカン大学校内の済州王桜を活用した苗木栽培に入って、来年3月、現地で公式植木行事をとり行うと1日、明かした。
アメリカン大学には、79年前の1943年、済州産王桜4本が植えられて、1本が枯死して現在3本が残っている。
それ以前、日本は1912年に米国に王桜3000本を寄贈してワシントンDC一帯に植えられて、当時亡命中だった李承晩博士は、この王桜の木々の原産地が日本ではなく韓国だと主張した。
日本との戦争を契機とし1943年、米国議会議員の多くがホワイトハウスの議会周辺の日本の桜を切り倒そうと主張したが、その年3月29日、ジョン・ランキン米国下院議員が「米国議会周辺の王桜は、日本ではなく韓国の桜」と宣言して、これを記念して議会に近いアメリカン大学に王桜を植えることになった。
2009年、米国山林研究院(USDA)とキム・チャンス博士が遺伝子検査を通じて、この桜が済州王桜であることを確認して、大学側もこれを認定して2011年、校庭に韓国庭園(the Korean Garden)を造成するに至った。
世界島学会は、このような歴史をもとに、来年から2025年まで3年間、済州王桜の生態外交に向けての世界平和環境フォーラムを計画している。
済州大学・アメリカン大学を主軸に韓国国会と済州道、ユーロ国立公園連盟、韓国・日本・フランス・米国・豪州などの10大大学などを幅広く参加させて、済州王桜生態外交の世界化を推進する。
来年、米国ワシントンで開かれる世界平和環境フォーラムで2024年、済州王桜自生地林道造成事業を国際協力型で提案して、王桜カンファレンス及び青年発表大会、王桜の普及事業などと並行して、済州王桜の世界的な認知度を高める計画だ。
また、米国社会での王桜普及のため、先月29日、アメリカン大学校内の王桜から採取した枝などで苗木を作って、1年間育成して、来年3月に「2023済州王桜の米国社会普及記念植樹行事」を開催する計画だ。
コ・チャンフン学会長は、「ワシントン一帯3000本の王桜も済州産であると思われるが、科学的証明課題は残っている」とし、「民主主義を共有する韓国と米国が、済州王桜を通じた生態外交で、両国の友情と平和を実現できるように努力していく」と明かした。
キム・ボンチョル記者