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ブルージェイズ・菊池は今季最短の3回途中4失点KO 4度目先発も初勝利ならず
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ブルージェイズの菊池雄星投手(30)は29日(日本時間30日)に本拠地トロントでのアストロズ戦に先発し、2回2/3を投げ、1本塁打を含む4安打4失点、4三振3四球で勝敗は付かなかった。打者15人に66球。防御率5・52.チームは7―11で敗れた。
菊池は初回、先頭マコーミックをチェンジアップで空振り三振、2番ペーニャはカッターで左直に打ち取った。しかし3番ブレグマンにカウント2―2からの5球目、低めへ投じた90マイル(約145キロ)のカッターを左中間席へ運ばれ、先制を許す。4番アルバレスをカッターで空振り三振に仕留め、初回を最少失点で切り抜けた。
2回は二塁打と四球で一死一、二塁のピンチを招くも、8番シリを96マイル(約154キロ)の直球で、9番マルドナドは89マイル(約143キロ)のチェンジアップで連続空振り三振を奪って追加点を許さなかった。
1―1で迎えた3回、チームを勝利に導く投球をしたいところだったが一気に崩れた。2四球で一死一、二塁とすると4番アルバレスに勝ち越しの右前適時打を打たれ、なおも一死一、三塁。続くグリエルに2打席連続で左翼線二塁打を打たれ、三走が生還。さらにタッカーに中犠飛を許し、この回3点目を献上したところで降板となった。降板直後にゲレロが6号3ランを放ち、黒星は消えた。
4月は4度先発マウンドに上がり、自身は0勝1敗だが、チームは4敗を喫している。今回の投球回数2回2/3は今季最短で、最長が5回。他の2回は4回途中でマウンドを降りている。昨季目前で逃がしたプレーオフ進出の切り札と期待されて3年総額3600万ドル(約46億8000万円)を手にしたが、まだ4試合とはいえ、とても見合わない。次回登板でチームから信頼を得る投球を見せなければならない。