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“不動の4番”中日・ビシエド、打撃不振でスタメン落ち危機 立浪監督「ずーっと復調を待っている状態」
東スポWeb
調子が上がってこない中日・ビシエド(東スポWeb)
中日で打撃不振に陥っているダヤン・ビシエド内野手(33)がスタメン落ちの危機に直面している。
24日の巨人戦(バンテリン)では初回一死一、二塁で先制の適時打を放ち、4試合ぶりに打点をマーク。しかし、開幕から全22試合に出場し打率2割2分9厘、2本塁打、7打点、得点圏打率は1割2分と苦しんでいる。
「不動の4番」を託すビシエドについて、これまで立浪監督は「4番を打つ人がいれば代えるが、彼しかいないので。あまり続くようであれば考えないといけないが、ずーっとこっちは待ってはいる状態」と完全復調を心待ちにしている。
そのリミットは二軍で調整中の高橋周平内野手(28)が一軍昇格するまでと、もっぱらだ。チーム関係者は「開幕から二塁に周平がいなくても代わりの阿部が(リーグ5位タイの14)打点を叩き出してチームの勝利に大貢献している。3番のアリエル(マルティネス)も好調だし、今後、周平が一軍に来たら阿部を左翼にしてアリエルを4番・一塁で起用する手も検討されている」と示唆する。
右足首の捻挫が癒えた高橋周は24日現在、二軍戦で8試合に出場し、22打数3安打で打率1割3分6厘と精彩を欠いており、立浪監督は「本当にバッティングの状態が良くなってくれば当然上げたい」と説明。それだけに高橋周が本調子で一軍復帰を果たすまでに、ビシエドも打ちまくって結果を残さなければ、打順降格はもちろん、スタメン落ちもあるだけに何とか4番の意地を見せたいところだ。
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