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冨安健洋が3カ月ぶり復帰! アーセナルがC・ロナウド弾のマン・Uに3発快勝
勝ち点57で5位につけるアーセナルと、3ポイント差で6位に位置する1試合消化が多いマンチェスター・Uによる、来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得(4位以内)に向けて重要な直接対決。アーセナルでは、ふくらはぎの負傷で長期離脱していた冨安健洋がベンチ入りした。
一方のマンチェスター・Uは、パートナーとの生まれたばかりの男女の双子の赤ちゃんの男の子を亡くすという辛い時期を過ごすC・ロナウドが、わずか1試合の欠場のみで先発復帰を果たした。
試合は、開始早々にアーセナルがファーストチャンスをモノにする。3分、ボックス右からサカが放った枠内シュートはGKデ・ヘアのセーブに遭うも、こぼしたボールを左サイドバックのタヴァレスがプッシュ。伏兵の一撃でアーセナルが幸先よく先手を取る。
対するマンチェスター・Uは24分、ボックス内からダロートの放ったシュートがバーに直撃。すると再び攻勢に出たアーセナルは30分、ボックス内でサカが倒されてPKを獲得。これをサカ自らが決めて、アーセナルが2-0とする。
2点のビハインドとなったマンチェスター・Uだが、34分にはエースが反撃の狼煙を上げる。ボックス左手前からマティッチが入れたクロスに正面で合わせたC・ロナウドが決めて、マンチェスター・Uが1点差とする。C・ロナウドはゴール後、天を指さす仕草を見せている。
ハーフタイムにかけては両チーム共に決定機を迎えたが、どちらのGKも好守を見せたことで、2-1のまま試合を折り返す。
迎えた後半、マンチェスター・Uは左CKからファーサイドのマティッチが頭で折り返そうとしたボールがタヴァレスの手に当たったことでPKを獲得。しかし、キッカーを務めたB・フェルナンデスがシュートを左ポストに当ててしまい、痛恨の失敗となる。さらに63分にはボックス右で放ったダロートのシュートがGKラムズデールに触られて右ポストに跳ね返され、同点弾が遠い。
すると、次にスコアを動かしたのはホームチームだった。71分、ペナルティアーク手前のジャカが左足での強烈なミドルシュートをゴール右に突き刺し、3-1と再び2点差とした。
その後、アーセナルのアルテタ監督はアディショナルタイムに冨安を投入。冨安は今年1月に行われたカラバオカップ準決勝セカンドレグのリヴァプール戦以来、3カ月ぶりの復帰となった。その冨安は右サイドバックとして投入された直後にC・ロナウドのイエローカードを誘うなど、短い時間ながらも印象的なプレーを見せる。
そして、試合はそのままアーセナルが逃げ切りに成功。アーセナルがチェルシー戦に続くビッグマッチ連勝を決めた一方、マンチェスター・は連敗によってTOP4フィニッシュが絶望的となっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a712c9f38a79479753a6bcf7bf64090008201097