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RIZINフェザー級タイトルマッチ 牛久が涙の初防衛!斎藤を判定で返り討ち「ボクを信じて付いてきて」
デイリースポーツ
RIZIN・牛久が涙のV1!斎藤を判定で返り討ち「ボクを信じて付いてきて」
「RIZIN.35」(17日、武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)
RIZINフェザー級タイトルマッチが行われ、王者の牛久絢太郎(27)=K-Clann=が前王者で挑戦者の斎藤裕(34)=パラエストラ小岩=に3-0判定で勝利し、初防衛に成功した。
両者は21年10月に牛久が斎藤を大流血させる番狂わせのドクターストップ勝ちで王座を奪取して以来の再戦。初回は両者慎重な立ち上がり。距離を取りながらの打撃でけん制し合う展開が長く続いたが、終盤、牛久の後ろ回し蹴りの蹴り脚を斎藤がつかんでコーナーに押し込むことに成功。そのまま押し続けたが、牛久は体を入れ替え、テークダウンさせたところでこの回を終えた。
2回も距離を取って打撃を出し合ったが、牛久の強烈な左ハイキックをアゴに受けた斎藤が尻もち。牛久はグラウンドで首を捕らえにいき、斎藤が耐える展開が続いた。何とか脱出した斎藤は上に乗って反撃。わき腹にパンチを連発するなど攻め続けてゴングが鳴った。
そして3回。スタンディングの攻防で牛久がまず左ストレートで斎藤をぐらつかせる。そして、牛久は斎藤の跳び膝蹴りを捕まえてコーナーへ押し込んだが、再び距離を取っての打ち合いへ移行。斎藤は連打でロープ際へ追い込むが、牛久も蹴り脚をつかみ、コーナーでの攻防となるがブレーク。その後は斎藤が手数を増やし、コンビネーション、飛びヒザ蹴りなどで優位に試合を進めて試合終了。軍配は牛久に上がった。
朝倉未来(トライフォース赤坂)、クレベル・コイケ(ブラジル)、弥益ドミネーター聡志(フリー)ら群雄割拠の戦国時代を迎えているRIZINフェザー級の王座を守り抜いた牛久。マイクを握ると「前回のRIZIN初参戦でタイトルマッチやって(勝って)、たまたまという声が多くて、この半年間、死ぬ気で追い込みました。こうして結果につながってうれしく思います」と、涙をあふれさせながら語った。
続けて「半年の間にSNS頑張ったり、ユーチューブやったり、それはRIZINという舞台が大好きで、RIZINのみんなの熱い気持ちが大好きで、、もっと盛り上げいとという気持ちがあって始めました」と訴え、「すごく不器用なんですけど、みなさんのこと大好きな気持ちは変わらないので、RIZINフェザー級チャンピオンの牛久絢太郎、ボクを信じて付いてきてくれないですか。みなさんと一緒なら不可能はないと思うの、試合を通してボクが体現していきたいです。これからは第2代RIZINフェザー級チャンピオン牛久絢太郎の応援をよろしくお願いします」と声を振り絞って呼びかけた。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/72ca35b3dcf2762e9c02391a36462450841bd330