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中日・立浪監督の手腕は星野、落合両監督以上?「何よりすごいのは、補強をほとんどしてない」
東スポWeb
開幕後も自らノックバットを持つ中日・立浪監督(東スポWeb)
下馬評を覆して中日打線が〝健闘〟している。昨年リーグ最下位だったチーム打率は現在2割5分9厘で、広島に次いで2位。「打つ方は何とかします」と就任会見で宣言した立浪監督は、見事に有言実行を果たしている。
球団事情に詳しい関係者は「開幕から高橋周がいないし、ビシエドも本調子でない。そんな中で若手を使ってよくやっているよ」と立浪監督を絶賛。星野監督や落合監督の時代をよく知るOBも「何よりすごいのは、補強をほとんどしてない中で結果を出していること。星野監督や落合監督の時は球団がいくらでも金を出してくれたが、今は違う。まだ始まったばかりだけど十分やってるんじゃないんですか」と高く評価している。
星野監督時代には宣銅烈、李鍾範、サムソン・リーら韓国球界のスーパースターを次々と獲得。落合監督時代には年俸5億円の2年契約で横浜からウッズ、年俸2億8000円の3年契約で西武からFAで和田を獲得するなど、外部から大砲を補強してきた。そのころとは球団の財政事情も変わり、昔のような大型補強はできない状況となっているが、そんな中で打線を立て直しつつあるだけに立浪監督への信頼度は急速に高まっている。
22日の巨人戦(ナゴヤドーム)は2―7で敗れたものの2試合連続で2桁安打を記録。石川昂が本拠地初アーチを放ち、立浪監督も「今日の収穫といえば石川昂弥が見事に真っすぐを捉えた。初めてぐらいの。何かきっかけになってくれればと思います」と将来の4番候補の成長に手応えを感じている。外部からの補強がなくても若手を育てて強竜打線復活となるか。立浪監督の手腕に注目だ。(金額は推定)
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