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林先生の「今でしょ!」誕生のきっかけは?
– 「林修のことば検定」「金曜旬語録」コーナー担当。 林修の今でしょ!講座→林修のレッスン!今でしょ(テレビ朝日、2014年4月 – ) – 生徒(MC)。『林修先生の今やる!ハイスクール』の事実上後継番組。 ナゴヤでしょ!(中京テレビ、2015年4月 – ) 林先生が驚く初耳学!→林先生の
41キロバイト (5,693 語) – 2022年4月18日 (月) 03:23
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この「いつやるか?今でしょ!」の名フレーズは、2009年(平成21年)に予備校の授業の中で普通に話した内容で、本人は特に意識していないフレーズだった。
「CMでこれ使います」と言われて「あ、そうですか」と答えたという。
テレビCMで使用された映像もCM用に撮影したものではなく、授業中の1シーンを切り抜いただけであった。
このフレーズは、現代文を理解するには漢字の勉強が重要であるにも関わらず、実際に漢字の勉強をする生徒が少ないため、では漢字の勉強は「いつやるか?今でしょう!」という流れから発した言葉である。
全国的に有名になり流行語化したのは2013年(平成25年)の「いつ買うか?今でしょ!」と改変した台詞でトヨタ自動車のテレビCMに本人出演したのがきっかけであった。
この言葉は特に著作権などが発生しない一般語句の組み合わせのため、流行語になって以降はジャンルを問わず様々な番組やCMなどで多用されており、2013年12月2日に「新語・流行語大賞」の年間大賞と2013年度ネット流行語大賞金賞を受賞した。
人の心を動かす名フレーズは狙って作られるわけではなく、意外なところで掘り起こされるもののようだ。
また、林先生の「今でしょ!」のフレーズには両手を開いた決めポーズがある。このポーズはもともと胸の前で自然に手を組むポーズだった。これが第1期である。
そして、第2期はどや顔とともに片手を差し出すポーズになった。その後、両手の方が良いのではとのアドバイスをもらい、ろくろを回すようなイメージで両手を開くポーズになった。
これが完成形の第3期である。決めポーズにはそんな進化の歴史があった。