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モロッコ代表率いるハリルホジッチ監督が来週解任へ 後任候補には知日派の名将も
モロッコをW杯へと導いたハリルホジッチ監督だが、MFハキム・ツィエク(チェルシー)、DFヌサイル・マズラウィ(アヤックス)ら同国のスター選手と衝突して代表から追放して世論を敵にまわし、解任論が浮上。モロッコサッカー連盟(FRMF)のフォウジ・レクジャ会長も「ハリルホジッチ監督は連盟のサポートを受けている。だが彼も私も、替えの利かない絶対的な存在ではない」と〝最後通告〟を突きつけていた。
そしてついに、ハリルホジッチ監督の更迭が決定したようだ。
クロアチアメディア「net.hr」は、モロッコメディア「リオンドラトラス」の報道を引用しながら「ハリルホジッチが4月末までに解雇される。契約は5月1日までに正式に終了する」と報道。「モロッコの労働法によれば、外国人労働者であるハリルホジッチは、彼の前で直接解雇を言い渡される必要があるため、来週入国するまで待たなければならない」と休暇からモロッコに戻り次第、FRMFが解任を通告する見込みだ。
「ハリルホジッチは追放したスターを代表チームに戻すつもりはないと語っている。そのため彼は解雇され、代表チームはW杯へ向けて新しい監督によって率いられる」と指摘した。
フランスメディア「ジュンヌアフリック」は後任候補について「アトラスライオンズ(モロッコ代表)の元MFでウィダードカサブランカのワリド・レグラギ監督、フランス人のローラン・ブラン、クロード・ピュエル、リュディ・ガルシアが挙がっている」と報道。ピュエル氏はイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンでDF吉田麻也、レスターでFW岡崎慎司、またガルシア氏はフランス1部マルセイユでDF酒井宏樹をそれぞれ指導。日本人選手とも縁のある名将たちが候補となっている。
ちょうど4年前の4月にも、ロシアW杯出場権を獲得しながら日本代表監督を電撃解任されたハリルホジッチ監督。〝悲劇〟は再び繰り返されそうだ。
東京スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d1bff8b62d8b1dadb259a1c1a8b601bcc95748f