巨人・平内、待望のプロ初勝利の裏に「鬼軍曹」阿部慎之助コーチの助言

巨人・平内、待望のプロ初勝利の裏に「鬼軍曹」阿部慎之助コーチの助言

巨人・平内、待望のプロ初勝利の裏に「鬼軍曹」阿部慎之助コーチの助言

1: 名無しさん@恐縮です 2022/04/22(金) 06:54:59.48 ID:CAP_USER9
4/22(金) 5:15配信
東スポWeb

プロ初勝利を挙げた巨人・平内(東スポWeb)

 のどから手が出るほど欲しかった1勝目だ。巨人の平内龍太投手(23)が21日の広島戦(東京ドーム)で2点リードの5回から救援登板し、2イニングを投げて無安打無失点と好投。チームも8―4で勝利し、今季2度目の4連勝とすると、平内にとってはうれしいプロ初勝利となった。即戦力として期待されながらも、昨季未勝利に終わった2020年のドラフト1位右腕。もがき苦しみながら手にした初白星の裏には「鬼軍曹」の存在があった。

 本拠地先発デビューとなった2019年のドラフト1位右腕・堀田に代わり、2点リードの5回からマウンドへ。菊池涼、小園、マクブルームの上位打線をわずか10球でピシャリと封じた。続く6回も、坂倉、長野、末包を三者凡退に抑えると、7回からは畠―鍬原の無失点リレーで、チームは快勝だ。

 念願のお立ち台に上がった平内は「めちゃくちゃいいものでした。すごい拍手ももらえて…」と最高の景色に感動。原監督も「自分の球で勝負できたというのは非常に価値があったのではないかと思います」と絶賛した。

 即戦力として期待されながら、ここまでの道のりは平坦なものではなかった。ルーキーイヤーの昨季は3試合を投げて防御率14・40。今季もここまで3試合で防御率9・00。足踏みが続く中、今季は鍬原や堀田など伸び悩んでいたドラ1投手たちが続々と飛躍してきたこともあり、首脳陣からも「あとは平内待ちだな」と熱視線を注がれていた。

 この日は指揮官からも「(今季は)非常に若い投手陣になった中で、その輪に平内が入ってくれれば一番いいと思って、思い切って投げさせた」と満を持して重大局面に送り出されたが、見事に期待に応えた。その裏には「鬼軍曹」こと阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチ(43)の言葉があった。

 平内はブルペンなどでの投球練習後、普段のオーバースローとは異なるアンダースローでの投球を毎回、5球ほど実施する。一見すると「アンダースロー転向か?」とも思われる調整だが、これを平内自身は笑って否定した。

「昨年、阿部コーチから『お前は下から投げてる時が一番柔らかく投げられているから、その感覚を忘れないように』と言われて以来、練習後にアンダースローで投げるようにしているんです。遊び感覚で体の使い方のコツをつかむ感じですね」

 実際、2月に行われた春季キャンプ中にもこの調整法をコツコツと実施。ブルペン投球中、後ろでつきっきりで見守っていた阿部コーチは右腕の投球を最後まで見届けると「ナイスボール!」。そんな師匠の助言もあり、待望のプロ初勝利につなげることに成功した。

 もがき苦しみながらも、投手陣を支える大きな一枚へ。今後もさらなる飛躍を目指す。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/4192f1e917a6c4faa68b78fd4cfe33b2cb0113fe



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