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阪神「2番・佐藤輝」で貧打解消なるか!? ブルペン陣の整備には一定のメド
東スポWeb
井上ヘッドは「2番・佐藤輝」に手応えを感じている(東スポWeb)
阪神は開幕20試合を消化し、3勝16敗1分け。首位・広島に早くも9・5ゲーム差とセ界ドン底の最下位に沈んでいる。
開幕当初からの課題だったブルペン陣の整備には一定のメドがついてきたが、ここにきて表層化してきているのが深刻な貧打病。チーム打率2割2分0厘、チーム総得点47、チーム得点圏打率1割9分8厘はいずれもリーグワースト。投手陣が奮闘すれど、勝負どころでのあと一本を欠き接戦を落とすケースが多い。
18日に甲子園球場で行われた投手指名練習に姿を現した井上一樹ヘッドコーチ(50)は「一生懸命(火打ち)石でカチカチやっているところ。どこでポッと火がつくか。早くチャッカマンにあらわれてほしい。今は長打というよりもつないでいくしかない」とガマンの姿勢を強調した。
テコ入れ策のため、14日の中日戦(バンテリン)からは1番・中野―2番・佐藤輝―3番・近本―4番・大山による新打順を導入。井上ヘッドもこれには一定の手応えを感じているようで「1番が出て2番が送るというジャパニーズスタイルにこだわる必要はない。『2番・佐藤輝』はあながち悪くないと俺らは評価している」とし、19日からの対DeNA3連戦(横浜)でもチームの主砲・佐藤輝を2番に据えた打順で臨んで行く構えを示した。
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