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飼ったことのある犬の種類ランキング!
》》》ところで小型・中型・大型犬?
調査会社のプラネット(東京都港区)は、「ペット(犬)に関する意識調査」を実施した。これまでに飼ったことがある犬種を聞いたところ、1位は「柴犬」(18.8%)だった。
2位は「ミニチュア・ダックスフンド」(8.8%)、3位は「トイプードル」(7.0%)、4位は「チワワ」(6.5%)、5位は「マルチーズ」(5.3%)で、小型犬が上位を占める結果となった。「雑種」は55.9%だった。
●犬を飼い始めたきっかけ
犬を飼い始めたきっかけで最も多かったのは「人からもらった」(44.6%)、次いで「店舗(ペットショップ等)で買った」(29.7%)だった。
「人からもらった」は年代が上になるほど多くなり、「店舗(ペットショップ等)で買った」は年代が下になるほど多くなる傾向が見られた。「保護犬を引き取った」は4.3%にとどまった。
●犬や猫を飼っているか、子どもの頃飼っていたか
犬や猫を現在飼っているか、または子ども(12歳以下)の頃に飼っていたかを性年代別に分析した。
現在犬を飼っている人の割合は、年齢が若いほど高かった。特に「男性20代」が21.7%で最も高く、「女性20代」も17.6%と他の層に比べて高い傾向が見られた。
子どもの頃に犬を飼っていた割合は、男女ともに60代以上で40%超だった。一方、現在飼っている人の割合は「男性70代以上」「女性60代」「女性70代以上」で10%を下回っていた。
「ペット」と聞いたときどんな動物を連想するか尋ねた。「犬」と答えた人は67.6%で最も多く、2位の「猫」は23.7%という結果に。
●犬は好き?嫌い?
犬は好きか嫌いかを聞いたところ、どの層でも40%前後が「好き」と回答した。全体では「好き」「やや好き」が65.8%で、「嫌い」「あまり好きではない」の14.7%を大きく上回った。
犬を飼わない・飼っていない理由を聞いた。1位は「世話をするのが大変だから」(34.2%)、2位は「金銭的な余裕がないから」(24.3%)、3位は「散歩が大変だから」(23.0%)だった。飼育をためらう要因には、世話の負担などがあるようだ。
●飼っている犬の年齢は?
飼っている犬の年齢(複数いる場合は最年長の年齢)を聞いた。最も多かったのは「10~15歳未満」(27.0%)、次いで「7~10歳未満」(15.7%)、「5~7歳未満」(13.9%)だった。ペットフード協会の実施した「2021年全国犬猫飼育実態調査」によると、犬全体の平均寿命は14.65歳。2010年からの約10年で平均寿命は0.78歳伸びているという。
プラネットは「ペットが長生きしてくれることはありがたいが、人間社会の高齢化同様、犬の高齢化によって、生活習慣病や認知症への対処など、これまでになかった新たな問題が生まれている」とコメントした。
今回の調査は、インターネットにて実施した。期間は3月3~7日、有効回答数は4000人。