ギネス認定、世界一背の高い家族5人がコレ!

ギネス認定、世界一背の高い家族5人がコレ!

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米ミネソタ州エスコに住むトラップ一家(The Trapp family)が2020年12月、「世界で最も背の高い家族」にギネス認定された。平均身長203.29cmという驚異の記録を叩き出した一家は、今月13日に公開されたギネス世界記録の公式ページで紹介されて注目を集めている。

家族5人の身長を足すとテニスコート半分とほぼ同じという“世界一背の高い”トラップ一家が話題となっている。一家がギネス世界記録の認定員らによる審査を受けたのは2020年12月6日のことで、最も高身長なのは3人きょうだいの末っ子アダムトラップさん(Adam Trapp、22)で221.71cm、続いて長女サヴァンナ・トラップブランフィールドさん(Savanna Trapp-Blanchfield、27)で203.6cm、3番目は父スコットさん(Scott)で202.7cmだった。次女モリー・スティードさん(Molly Steede、24)は197.26cmで4番目、母クリッシーさん(Krissy)は最も背が低い191.2cmであった。

最強のDNAを受け継ぐ3きょうだいは全員が身長を生かしたスポーツで活躍、アダムさんとサヴァンナさんはバスケットボールを、モリーさんは高校でバスケットボールに挑み、その後バレーボールに切り替えたという。

コーチには「身長は享受できるものではない。高いか低いかどちらかだ」と言われていたと語るモリーさん。「私はジャンプができないから神様が背を高くしてくれたのよ」と控えめに語るも、高身長スポーツプラスになることが多く、3人とも大学のスポーツチームから勧誘があるほど目立つ存在だったという。

ちなみにバスケットボールで活躍していたサヴァンナさんは、大学に全額免除の奨学金で進学していた。しかし脳震盪を度々起こして早期に引退しており、「幼い頃からの夢を途中で諦めるのは人生の中で最も難しい決断だった」と明かした。ただ「今後は女優やモデル、世界で最も大きな手を持つ女性の世界記録の認定を目指したい」と述べており、新たな夢に向けて挑戦を続けている。

そんなサヴァンナさんは、成長期には1か月に約3.8cm(1.5インチ)も身長が伸びたそうで「痛みは相当なものだった。それに高身長で最悪なことは“怪我”」と語り、このように続けた。

「戸口や天井、天井の扇風機、吊りランプなどに何度頭をぶつけたことか…。怪我をして額を縫ったこともあるわ。それに私の足のサイズは大きいから階段を下りるのが大変なの。階段は踏み面が狭いから、私の場合は足を横向きにして下りなければならず、そうすると2回に1回はつまずくのよ。」

それでもお洒落が大好きだというサヴァンナさんは約15cm(6インチ)のヒールを履くそうで、「高いヒールを履いても踊ることは可能だし、なんでもできるの」と生き生きと述べている。

なお幼少期から3人とも高身長だったというきょうだいだが、アダムさんは小学校の時にすでに担任の先生よりも背が高かったそうだ。身長が最も伸びたのは中学1~2年生(7~8年生)の夏で、約185.9cm(6.1フィート)から213.3cm(7フィート)と27cm以上も成長した。

アダムさんは「身長のことで色々言われることはあるけど、あまり気にしたことがないよ」と述べるも、身長が急激に伸びることで起きる成長痛、特に膝の痛みには常に悩まされてきたそうで、「医師には『筋肉が骨の成長スピードに追い付かず、筋骨格構造のバランスが悪い』と言われてきた。だから変な体勢でぶつかられたりすると、筋肉が長い骨を支えることができずに怪我をしやすくなるんだ」と明かした。

きょうだいの中で一番背が低いモリーさんは「人は私を見るとショックを受けて『あなた、すごく背が高いわね』と息を呑むの。そんな時はいつも『そうかしら? 私は気付かなかったわ』と冗談で返すのよ」と笑う。ユーモアたっぷりのモリーさんは小学校で2年生の担任をしており「小さな子供たちに尊敬されるようなロールモデルでいたい」と笑顔を見せた。

そして3人の母クリッシーさんはというと、「自分が背が高いとはあまり感じないのよ。家族の中では一番背が低いからね」と語り、「自分より背が高い夫を望んだ?」との質問には「もちろんよ。ただ彼と初めて会った時は座っていて、背の高さは分からなかったの」と笑った。

ユニークな家族をまとめるスコットさんは「高身長で最高なことは、スーパーの一番上の棚に手が届くことだね」と述べ、こう続けた。

「みんなの背が高いことで私たちの家族はより結束していると感じるよ。周りから注目を浴びるからね。たださすがに子供たちが自分の身長を追い越した時は驚いたね。特に女の子サヴァンナに抜かれた時は『どうなっているんだ!』と思ったよ。」

そんな一家が高身長で一番困っていることは服、特にズボンを探すことだそうで、モリーさんは「いつも冗談でこう言うのよ。『私の脚は体の97%を占めている』とね。十分な長さのジーンズズボンを探すのは本当に大変なの」と苦労を口にする。

それでも一家は「高身長で良かった」と思えることのほうが多いそうで、「自分をユニークであるとか、人とは違うと感じる人々に力を与えたい」と語る。そして「世界で最も背の高い家族」に認定されたことに対してアダムさんは「とても名誉なこと」、サヴァンナさんは「この認定は高身長であることのマイナス面を埋め合わせてくれるもの。家族だけでなく友達も誇りに思ってくれている」と喜びを露わにした。

なおモリーさんは最後に、こんな力強い言葉で締めくくっている。

「私たち一人ひとりに素晴らしい価値がある。私たちを背が高い人という外見だけで判断するのではなく、中身を見て欲しい。それは私の生徒にも教えていることよ!」

画像は『The Mirror 2022年4月15日付「Meet the world’s tallest family – and the shortest member is mum who is 6ft 3」(Image: Daily Record)』『Guinness World Records 2022年4月13日付「Minnesota family confirmed as tallest in the world」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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(出典 news.nicovideo.jp)

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