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ウィザーズ3連敗で全日程を終了 八村塁は21得点 “陰の1位”だった3P成功率は44・7%
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東地区全体12位のウィザーズは10日、敵地シャーロット(ノースカロライナ州)で今季の最終戦に臨んだが108―124(前半54―56)で敗れ、35勝47敗で今季の全日程を終了した。シーズン最後の3試合はいずれも黒星で、ロードでは14勝27敗。シーズン全体の勝率は・427で、4シーズン連続で5割を下回った。
八村塁(24)は13試合連続で先発し、計20分出場した前半では3本の3点シュートをすべて外したものの10得点。この時点で今季27回目の2ケタ得点となった。後半では11得点を稼ぎ、第4Qには3点シュートを成功。今季の自己最多に並ぶ21得点は4回目となった。フィールドゴール(FG)の試投数(19)と成功数(9)は今季最多。4リバウンド、2アシスト、1スティールも併せて記録した。
今季は開幕で出遅れ、昨季までレイカーズに所属していたカイル・クーズマ(26)が先発の座を確保。1月9日のマジック戦で今季初出場を果たした八村はベンチからのスタートとなった。しかしクーズマの故障離脱に伴って先発に復帰。苦闘の3シーズン目となったが平均11・3得点をマークし、で3点シュートの成功率は一時50%台に乗るなどで昨季の32・8%から44・7%に大幅にアップした。
スポーツ専門局のESPNの3点シュート部門の記録では、最低82本の成功数をクリアした選手のみを掲載しているために「成功率部門」でも八村の名前は出てこないが、スポーツの予想とデータ専門サイトの「チームランキング・ドットコム」では最低成功本数を「55本に達しそうな選手」に設定していたため、前日まで45・4%の八村は、ESPNトップのルーク・ケナード(25=クリッパーズ、日本時間午前10時半から最終戦)の45・0%を上回って“陰の1位”に立っていた。
その「チームランキング・ドットコム」での最低成功本数に今季最後のプレーで到達。2シーズン連続でのプレーオフには進出できなかったが“進化の足跡”を残したシーズンになった。
プレーイン・トーナメントに回るホーネッツは43勝39敗。7位ネッツ、8位キャバリアーズ(ともに44勝38敗)、9位ホークス(43勝39敗)がすべて勝ったために東地区全体10位で終了。ホーネッツは9位ホークスとプレーイン・トーナメントの初戦と対戦し、この試合に勝てば、7位対8位の敗者とプレーオフ進出をかけて2戦目を行うことになる。
<八村の全オフェンス>
▼第1Q(出場8分8秒=4得点)
(1)42秒・正面やや右から3点シュート=×
(2)4分39秒・フリースローライン付近からプルアップでジャンプシュート=〇(アブディヤの得点にされる)
(3)5分56秒・右ベースライン際でプルアップからジャンプシュート=〇
▼第2Q(出場12分=6得点)
(4)50秒・右サイドからジャンプシュート=×
(5)2分23秒・正面からプルアップでジャンプシュート=×
(6)3分28秒・正面からプルアップでジャンプシュート=×
(7)3分50秒・右ベースライン際からインサイドにカット。アブディヤのパスをもらってゴール下=〇(アシスト・アブディヤ)
(8)5分16秒・右サイドからシュート・フェイクでワシントンを振り切りダブルクラッチ気味の右手によるレイアップ=〇(アシスト・ギャフォード)
(9)6分18秒・左サイドでプルアップから3点シュート=×
(10)9分5秒・速攻から両手でダンク=〇(アシスト・サトランスキー)
(11)10分14秒・左コーナーから3点シュート=×
(12)11分33秒・フリースローライン付近からジャンプシュート=×
▼第3Q(出場6分40秒=4得点)
(13)2分55秒・右サイドから正面にドライブして左手でレイアップ=〇
(14)4分30秒・正面から左サイドに回ってプルアップでジャンプシュート=×
(15)6分9秒・正面からジャンプシュートを放つもプラムリーにブロックされる=×
*6分11秒・フリースロー2本=〇〇
(16)6分39秒・速攻からゴール下でレイアップ=×
▼第4Q(出場3分47秒=7得点)
(17)4分37秒・右エルボー付近からピボットフットのあとジャンプシュート=〇
(18)6分44秒・速攻でネトが外したシュートをゴール下でフォロー=〇
(19)7分40秒・左サイドから3点シュート=〇(アシスト・キスパート)