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マスターズ第3日 松山英樹は77で首位と11打差後退で連覇は厳しく
スポーツ報知
松山英樹(ロイター)
◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 第3日(9日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7510ヤード、パー72)
【オーガスタ(米ジョージア州)9日=岩原正幸】2021年大会王者の松山英樹(LEXUS)は5打差2位で出て、寒さと突風に苦しみ2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの77と大きくスコアを落とした。通算2オーバーでホールアウト時点で首位と11打差の暫定14位へと後退し、大会4人目の連覇は非常に厳しくなった。
昨年同様、緑色のウェアで臨んだムービングデー。ハロルド・バーナー(米国)と2人同組で午後2時30分に1番からスタートした。寒さで飛距離が出にくくスコアが伸びない展開の中、21年マスターズ王者も我慢のゴルフを強いられた。
ネックウォーマーにセーターを着込み、まるで全英オープンのような難条件下で、松山は出だしでつまずいた。1番はドライバーでの第1打が右のバンカーにつかまった。アイアンでの2打目はグリーン右へ。アプローチで1・5メートルへ寄せたが、パーパットはカップ左ふちでけられてボギー発進となった。
2番パー5では3打目をピン左上2メートルにつけるも、バーディーパットはカップ左を抜けてパー。難関の5番パー4ではドライバーを豪快に振り抜き300ヤード飛ばすも、風に運ばれて左の深いバンカーにつかまった。2打目をフェアウェーにレイアップし、3打目はグリーンの傾斜で戻されて手前のエッジ。パターでの4打目は4・5メートルショート。ボギーパットはカップ右を抜け、今週初のダブルボギーを喫した。
打ち下ろしの6番パー3では、アイアンでの第1打をピン右上2・5メートルへ。バーディーパットはカップ右を抜けてパー。打ち上げの7番パー4は、右のフェアウェーからアイアンでの第2打をグリーン左エッジに外す。パターでの3打目はカップを過ぎて下り傾斜に乗ってしまい8・5メートルオーバー。4打目は1メートルショートしてボギーとなった。9番パー4で、フェアウェーからの2打目をピン上1・5メートルにつけ、初バーディーを奪った。
急激な打ち下ろしの10番パー4は、アイアンでの第2打が風に流されてグリーン左ラフへ。アプローチがグリーン手前で止まり4オン1パットのボギーを喫した。
13番パー5は、3打目をピン右3メートルに乗せたが、そこから3パットのボギー。14番パー4は、フェアウェーからのアイアンでの第2打をピン右4・5メートルにつけて2つ目のバーディーを奪取した。
16番パー3は、第1打をグリーン手前バンカーにつかまった。ピン奥4メートルからのパーパットはカップふちでけられてボギーとなった。
今年3勝と好調で世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米国)が、9アンダーの単独首位に立っている。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/f0e42fe99444f66d30ffd5b388d8e1d0edac6be7