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合言葉は〝ミラクルエイト〟中日・立浪政権初の貯金で3位浮上!去年までとまるで違う!
東スポWeb
阪神戦の8回、執念の勝ち越しタイムリーを放った中日・石川昂(東スポWeb)
中日が12日の阪神戦(バンテリン)に2―1と逆転勝利し、3位に浮上。これで7勝6敗となり、立浪監督政権下で初の貯金生活となった。
指揮官は「借金は返すの大変ですけど、貯金はすぐ無くなるのでね。本当にこれはお金の話も一緒。だから一つ一つ大事に試合をあきらめずにやっていこうと。これは一年間通してやっていきたい」と気を引き締めた。
そんな中日内で合言葉となっているのが〝ミラクルエイト〟だ。この日は0―1の8回に一死からビシエドが二塁打、続く阿部が7試合連続打点となる適時打で同点に追いつくと、さらに一死一、三塁で石川昂が値千金の逆転適時打を放ち、これが決勝点となった。
新生立浪竜ではとにかく終盤の8回に試合が動く。本拠地初勝利を決めた1日の広島戦(バンテリン)でも1点を追う8回に鵜飼と阿部の適時打で逆転勝ちし、5日のヤクルト戦(神宮)では同点の8回に石川昂にプロ初アーチとなる決勝弾が飛び出した。
この日で8回の得点は17となり、2番目は4回の7得点だけに圧倒的だ。この現象について「なぜ8回になると、これだけ攻撃力が増すのか説明はつかないけど、ウチにとっては〝ミラクルエイト〟として盛り上がることなので、とても良いこと。正直、去年までならリードを許して終盤を迎えたら敗戦ムードが漂っていたけど、今年はまだまだ行けるぞ、という雰囲気になっている」とチーム関係者は話す。
それでも立浪監督は「でも、もうちょっと早く点取らないと」と打線の奮起が遅いことに不満気だが「お客さんも6回くらいからしか来てくれなくなったら…。ずーっとゼロで8回の終盤だけ見に行けばいいかとならないように、選手にハッパをかけます」と冗談交じりで口も滑らかだ。立浪竜は〝ミラクルエイト〟を合言葉にどこまで躍進を続けるか楽しみだ。
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