【サッカー】森保一監督、６月ブラジルと親善試合　「交渉している」カナダ戦も候補に

　日本代表の森保一監督（５３）が１１日、視察中の欧州からオンライン取材に応じ、６月の親善試合の相手としてＦＩＦＡランク１位のブラジルと交渉していることを認めた。「ブラジルとマッチメイクの交渉をしていると聞いています。対戦が実現すれば、現場の選手、スタッフもうれしいですし、サッカーファンの方々も楽しみな対戦になるかなと思います」と話した。

　ブラジルの他に、３６年ぶりにＷ杯に出場するカナダが候補に挙がっていることも判明。ＦＩＦＡランクこそ日本の２３位より下の３８位だが、北中米カリブ海予選を米国やメキシコを抑え、１位で突破した。ドイツ王者バイエルンで主力となっている２１歳ＤＦのＡ・デイビス、フランス１部で１３得点を決めているリールの２２歳ＦＷデイビッドら若手が台頭。台風の目となる実力を秘める。カタールＷ杯ではＦ組に入っており、Ｅ組の日本も共に勝ち上がれば、決勝トーナメント１回戦で対戦する可能性もある。実現すれば、Ｗ杯に向けた有意義なテストマッチとなりそうだ。

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