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エンゼルス・大谷翔平、今季初盗塁も自己最悪発進 開幕5戦打率・143&ノーアーチ
デイリースポーツ
エンゼルス・大谷翔平
「エンゼルス6-2マーリンズ」(11日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「1番・指名打者」で出場し、4打数1安打。初回に2戦連続安打となる中前打で今季初盗塁を記録したが、開幕5試合の打率・143(21打数3安打)はメジャー5年目で自己最低。開幕から5試合ノーアーチは19年に並ぶ自己ワースト記録となった。
見せ場は初回。フルカウントから8球目、右腕ヘルナンデスの外角高め145キロ直球を中前へはじき返した。時速101マイル(約163キロ)の高速打球がシフトを敷いて狭くなった二遊間を抜いた。
バットの次は足だ。体調不良で欠場した主砲トラウトに代わって2番に入ったレンドンの打席。フルカウントから二塁を陥れて今季初盗塁をマークし、5番マーシュの先制3ランを呼び込んだ。
前夜は自己最速となる119・1マイル(約192キロ)の超高速打球で二塁打を記録。今季1号に期待が高まったが、2打席目以降は精彩を欠いた。二回2死の打席はワンボールから148キロ直球を空振りした後、外角低めの137キロチェンジアップを高々と打ち上げ三飛。五回は先頭でワンボールから高めに浮いたスライダーをファウルにし、前打席と同じようにチェンジアップで崩されて三飛に倒れた。
七回1死の第4打席は左腕スコットのスライダー攻めに苦戦。ワンボールから2球連続空振りし、思わず、顔をしかめて、自分のヘルメットをコツン。最後は4球連続で投じられた変化球を打たされ、三ゴロだった。
チームは快勝し、戦績を2勝3敗とした。
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