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「木製は芯にパチンと当てないと飛ばない」レギュラー奪取目指す中日・根尾にOBから〝マン振り禁止〟の忠告
東スポWeb
ソフトバンク三軍戦にスタメン出場した根尾(東スポWeb)
中日の根尾昂外野手(21)が試練を迎えている。今季は2年連続で開幕一軍入りを果たしたが、ここまで出場はスタメン1試合を含む3試合のみ。ベンチウオーマーの状態が続いているが、8日からのDeNA3連戦(横浜)が相手チームのコロナ禍で中止となり、9日からのソフトバンク三軍戦(ナゴヤ球場)に2試合連続でスタメン出場する機会を得た。
9日は「2番・中堅」で適時打を含むマルチ安打をマークすると、10日は「7番・右翼」で2点リードの5回一死二塁で左前へ適時打を放つなど首脳陣に猛アピール。
それでも立浪監督は今後の根尾のスタメン起用について「ポジションのレフトは本当におっ、と良くなってくればレフトでスタメンも考えますけど、ただ、1、2番はあまり動かしたくないので、レフトは3番というふうになってくる。もっと安定感が出てくれば、もちろんスタメンということもあると思うし」とさらなるレベルアップを求めている。
根尾がレギュラー奪取を果たすためにOBの間から出ているのが〝マン振り禁止〟だ。OBの一人は「金属バットでは打つが、木製になって打てなくなった選手を何人も見てきた。金属なら芯に近ければ反対方向にも大きい当たりを打てるが木製は芯の部分にパチンと当てないと飛ばない。根尾はたまに大振りするときがある。マン振りはやめた方が良い」と忠告する。
今季は外野一本で勝負をかけてきた根尾だが、試合中にブルペン待機の指示を受けたケースもあり「悔しさも何もない。今の起用法というか、優先順位から考えたときに僕が投手で出る可能性もあるのはリスク管理だと思うので。良かったら先に使っていると思うので、早く使われるように。そこに関しては今の現在地だと思っている」と吐露する。
一軍でスタメン出場を勝ち取るために「アピールするしかない。打つか、打たないかなので。なるべく打つ確率が上がるようにしっかり準備をして臨むしかない」と意気込むが、あとは結果で首脳陣を認めさせるしかない。
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