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第70回日経賞(中山・G2) 圧倒的1番人気の菊花賞馬タイトルホルダーが逃げ切りV ボッケリーニとの死闘を振り切る
昨年の菊花賞馬で、メンバー中唯一のGIホースが貫禄を示す重賞3勝目を挙げるとともに、天皇賞・春(5月1日、阪神、GI、芝3200メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは2分35秒4(稍重)。
2着からさらにクビ差遅れた3着には好位追走から直線伸びた2番人気のヒートオンビートが入った。
◆横山和生騎手(1着 タイトルホルダー)「(勝って)ほっとしています。有馬記念で乗せていただいた時のイメージを大切にして、次(天皇賞・春)もあるので、この馬とのリズムを、雰囲気を感じながら進めました。(先手を取ったのは)この馬を信じて勝ちにいこうと。次に大一番があるので人間もここは思い切って乗ろうと。
道中のラップがどうとかいう意識はなく、どういうリズムでどういう走りをしてくれるかが大事で、それが今回の焦点でした。道中は課題がある走り方でしたし、厳しい形で直線に向くことになりましたが、さすがですね。タイトルホルダーの底力に助けられました。次が本番ですし、ここで満足することなく、この馬との絆をつないでいきたいです」
日経賞を勝ったタイトルホルダーは、父ドゥラメンテ、母メーヴェ、母の父Motivatorという血統。
北海道新ひだか町・岡田スタツドの生産馬で、馬主は山田弘氏。通算成績は10戦4勝。重賞は21年の弥生賞ディープインパクト記念(GII)、菊花賞(GI)に次いで3勝目。
日経賞は、管理する栗田徹調教師、騎乗した横山和生騎手ともに初勝利。
https://www.sanspo.com/race/article/general/20220326-MWEGTJCXHVATVN5746BOJLB6LU/
レース結果
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202206030111
※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください