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白石麻衣「夢を見ているよう」コナンにエスコートされ、レジェンド声優との共演に感激
大ヒットシリーズ「名探偵コナン」の劇場版25弾「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」の“完成披露宴”舞台挨拶が4月5日、都内で行われ、高山みなみ、山崎和佳奈、古谷徹、高木渉と、ゲスト声優を務めた白石麻衣が出席した。
ハロウィンでにぎわう渋谷を舞台に、さまざまな運命が絡み合うなかで巻き起こる未曾有の大事件にコナンが挑む今作。降谷零をメインキャラクターとして、降谷と警視庁警察学校鬼塚教場の同期であり、既に殉職している松田陣平、萩原研二、諸伏景光、伊達航の「警察学校組」が登場。高木刑事と佐藤刑事の恋模様もつづられる。この日は“完成披露宴”とあって全員が正装で舞台挨拶に登壇。コナンはフワラーボーイとなって花びらを舞い散らせ、白石の登場時にはしっかりと腕を組んでエスコートし、白石を喜ばせた。
コナン役の高山は「皆さまご列席ありがとうございます」と口火を切り、「この日を無事に迎えられてホッとしている共に、これから始まるぞというドキドキワクワク感ですごく緊張しています」と告白。「今、感動しています」とファンが集った会場を見渡しながら、「観終わってすぐに、スタッフの方に『もう1回観たいね』と言ったぐらいすごい。『劇場版名探偵コナン』でありながら、『劇場版名探偵コナン』じゃないみたいで。またフレッシュなところ、ゼロからスタート、イチからスタートみたいな感じになりました」と完成作に胸を張っていた。
声優に初挑戦した白石は、レジェンド声優たちに囲まれ「こんな夢のようなステージに一緒に登壇することができて、本当にうれしいです」とにっこり。「夢を見ているような気分。小さな頃からコナンを観て過ごしてきたので、まさか自分がコナンの声優をやらせていただける日が来るなんて。今日は大事な日になりました」と明かす。爆弾犯に復讐を誓う組織のリーダー、エレニカ・ラブレンチエワ役に抜てきされたが、周囲の反響も大きいそうで「家族からも連絡が来ました。すごくコナンを好きな友達からも、『何十回も観るから、ネタバレだけは絶対にしないでね』と連絡をいただきました」と明かす。高木渉役の高木は「アフレコ、初めてだったんですって。すごいです」、高山も「全然そうとは思えない。びっくりしました。すごく素敵でした」、毛利蘭役の山崎も「大人で複雑で難しい役どころ。それなのにすごい」と絶賛。白石は「ありがとうございます。光栄です」と感激しきりだった。
司会から、「作品を重ねるごとに降谷零=安室透の人気は高まるばかり」と評される場面もあった。降谷零=安室透を演じる古谷は、「いやあ、困っちゃいますよね。映画に出るたびに観覧車の上で格闘しちゃったり、モノレールの走行路を愛車で走っちゃたり、『今度は何?』というプレッシャーがあります」と安室のハイスペックさについて言及。高山が「そこなんですか?」とツッコむなか、古谷は「今回も新たなスキルを発動しちゃいまして。大変です」と苦笑いを見せた。また「警察学校組」を演じる神奈延年、三木眞一郎、緑川光、東地宏樹とは5人一緒にアフレコができたそうで、「ちょうど僕ら同期組5人だけで、丸1日かけてアフレコすることができたんです。演じている声優たちもいろいろな作品で共演している気心知れたメンバーなので、とても楽しくできました」と充実の表情で振り返っていた。