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RISEラストマッチ 那須川天心、セコンド朝倉未来の心意気に感謝 武尊戦は「会長にやってもらいます」
オリコン
『RISE ELDORADO 2022』メインイベントで勝利した那須川天心 (C)ORICON NewS inc.
■『RISE ELDORADO 2022』(国立代々木競技場第1体育館)
メインイベント第12試合で同門の風音に判定で勝利し、RISEラストマッチを勝利で飾った那須川天心が、試合後のインタビューでこの試合とこれまでのRISEへの思いを語った。
試合前は天心の圧倒的有利という予想だったが、ゴング直後の天心の飛び膝蹴りを冷静にかわした風音も一歩も惹かず、試合は一進一退の白熱した打撃戦に。天心のパンチがヒットしても風音は前に出ることを止めず、あっという間に3ラウンドが終了。ジャッジ1人がドロー判定をつけたが、ほか2人天心を指示し無敗のまま天心がRISEを卒業した。
KO宣言をしていた天心だが、「試合内容には満足していない。初めて自分からムキになった試合をした」と反省の言葉。その理由として、風音のセコンドに父親がついており「変な感じで戦いにくかった。心が揺さぶられた」と振り返り、試合後には父親から「また気合を入れてやらないとダメだぞ」とアドバイスされたことを明かした。
セコンドには予告通り、親交のある朝倉未来がついた。「試合前に相手の弱点を分析してくれたし、試合中も的確にアドバイスしてくれたので心強かった」と感謝。セコンドについた経緯として、「一緒にスパーリングしたときに『RISE最後のセコンドが決まってないなら、俺がつくよ』と言ってくれた。本人は直接は言ってないけど、最後に華を添えてくれた心意気がうれしかった」と語った。
6月19日行われる武尊との“世紀の一戦”のセコンドは、「会長にやってもらいます」と明かし、「今回は敵でしたけど、次は仲間なので、気合を入れて気持ちを作って」と早くもやる気をみなぎらせた。
最後に、RISEという舞台について「たくさんの刺激をくれて、本当に強い選手と戦わせてくれた舞台だし、格闘技を辞めたあとにも、自分の人生に絶対に残る1ページなので、すごく楽しくてあっという間だった。こんな最高の舞台は他にはない。弟の龍心もデビューしたので、応援してもらえたら」と思いを告白。そして「RISEファイターを目指して、小さい子も格闘技を始める子が多いので、僕を超える選手が出てきてほしいなと改めて思いました」と“未来の天心”の登場を心待ちにした。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/57a18782e5176104c73e1b3bb2316454133119e7