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J2『山形対岡山戦』で前代未聞の退場劇「得点や定的な得点機会阻止は懲罰」適用か?
トラブルが起きたのは前半9分。山形のDF半田陸がバックパスを送ると、ゴールマウスに向かっていったボールを後藤が横っ飛びで阻止。バックパスは手で扱うことが許されていないため、清水修平主審は岡山に間接FKを与えた。加えて清水主審は後藤にレッドカードを提示し、退場処分も下した。
ところが競技規則には「ゴールキーパーが自分のペナルティエリア内で認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」と明記されており、このレッドカードは誤った競技規則の適用によって出されたものとなる。
今回の事例はゴールやファウルに関する“誤審”に代表される「判定ミス」ではなく、サッカーのルールを適正運用できているかにかかわる「競技規則の適用ミス」とみられる。2018年には天皇杯2回戦の名古屋グランパス対奈良クラブ戦で、PK戦の際に競技規則の適用ミスが判明したことで、再試合が行われた前例もある。
後藤が退場となった後、山形はMF國分伸太郎に代わってGK藤嶋栄介を投入。岡山はゴールエリア付近からの間接FKでプレーを再開したが、DFヨルディ・バイスのシュートは山形の壁に当たって藤嶋に押さえられ、試合は0-0のまま現在後半まで進んでいる。
ゲキサカ 4/3(日) 15:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fda3e18abae43f93683be58c46e202b2f90cb59
問題が起きたのは10分、山形はGKからのビルドアップをスタート。ここでパスを受けた半田陸がGKの後藤雅明にボールを戻す。
しかし、後藤はゴールを開けてポジションを取っており、半田のバックパスは無人のゴールへ。それでも、後藤がなんとか戻り、寸前で掻き出していた。
バックパスはボックス内で手で処理することは認められておらず、競技規則でも「ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」とされている。
しかし、このシーンでは清水修平主審が後藤に対してレッドカードを提示。開始10分で山形はGKを失い、國分伸太郎に代えて藤嶋栄介を投入。岡山には間接フリーキックが与えられていた。
この競技規則だけを見れば、このレッドカードは誤審と考えられるが、競技規則には続きがあり、「プレーが再開された後、他の競技者が触れる前にゴールキーパーが再びボールを触れる反則の場合(手や腕による、よらないにかかわらず)、相手の大きなチャンスとなる攻撃を阻止した、または相手の得点や決定的な得点の機会を阻止したのであれば、懲戒の罰則が与えられる」とも記述されており、今回は岡山の明らかな得点機会を阻止したということで、レッドカードという判定になったと考えられる。
このシーンはSNS上でも大きな話題となっており、誤審じゃないかという意見も。ただ、競技規則上は「プレーが再開された後」の規則となっており、今回のケースは「相手の得点や決定的な得点の機会を阻止した」に該当するものの、インプレー中の行為のため、レッドカードは誤審ということになる可能性が高い。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbae3df128ca147dffda695a5996bab7bdb4f4dd
1 Egg ★ 2022/04/03(日) 15:48:13.54
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1648968493/