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悪夢9連敗で表情沈む阪神・矢野監督 逆襲へ示すべき姿は「ガッツ路線」か「武闘派・矢野」か
東スポWeb
ベンチでもうつろな表情の阪神・矢野監督(東スポWeb)
阪神が3日の巨人戦(東京ドーム)にも5―9で敗れ、セ・ワーストを更新する悪夢の開幕9連敗。ドロ沼からなかなか抜け出すことができず、もがき苦しんでいる。矢野燿大監督(53)の表情も沈む一方だが、そんなチームを立て直すためにはどうすればいいのか。「ガッツ路線」への回帰なのか、それとも「武闘派・矢野」の顔を出現させるべきなのか――。
まだ阪神には春が来ない。この日の先発は昨季9勝を挙げたガンケル。春季キャンプ終盤に腰の張りを訴えていた右腕はチームの台所事情の苦しさもあり、十分な調整をできないまま、この日のマウンドに上がることを余儀なくされていた。勝てない焦りが、さらなる出血につながる悪循環。初回、そのガンケルがいきなり中田に満塁弾を浴び、あっという間に敗色ムードが漂った。
複数のチーム関係者が心配するのは、今季限りでの指揮官退任をすでに表明している矢野監督の〝精神状態〟だ。2018年オフの監督就任以来強調してきた「どんな時もあきらめない姿勢」や「苦しい時こそ逆境を楽しむマインドセット」が今の指揮官からは感じられないとの指摘は多い。
この日のゲームでも糸井の2号2ランや木浪&梅野の2者連続弾などいくつかの見せ場があったが、盛り上げのムードをつくろうとするナインたちとは裏腹に、矢野監督の表情はほぼ凍りついたまま。大型連敗からくる心労は当然あるだろうが、「矢野ガッツ」に象徴される指揮官就任当初の明るいムードはまったくと言っていいほど感じ取ることができない。
虎将をよく知るチーム関係者は「『矢野ガッツ』だとか『予祝』だとか、とにかく矢野さんは明るいチームづくりをこころがけてきたが、あの人の〝本性〟がそうでないことは多くの人が知っている。闘将と呼ばれた星野(仙一)さん率いる中日からプロとしてのキャリアをスタートさせた矢野さんは『厳しさ』の世界の中で生き抜いてきた人。まだコリジョンルールがなかった現役時代、ホームへタックル気味に突っ込んできたデカい外国人選手を闘志ムキ出しで跳ね返し、『コノヤロー!』と激高する姿は何度となくみてきた」と振り返りながらこう続ける。
「そういう武闘派的価値観の中で生き抜いてきながら、矢野さんは指導者になるにあたって、それまでの自分を『これからの時代はそれではいけない』と捨てたんだと思う。批判も受けながら勉強を続け、ムードの明るいチームづくりに取り組んだ。生真面目なんだよ。相当な努力があったと思うし、だからこそ多くの人が矢野さんを尊敬するようになった。これまでの『ガッツ路線』でもいい。あるいは本来の姿である『鬼の闘将路線』に今から変わってもいい。とにかくこんな状況下でも沈み切った矢野さんの顔はみたくない」
リーグ制覇こそかなっていないが、チームの大幅な若返りに成功した矢野監督の手腕を評価する声はチーム内外に多い。この4年間が間違ってなかったことを証明するためにも、まずは〝元気〟を取り戻してほしいところだが…。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b80bf2d949b2b95aac14185ae9749df295bacff
それだけだよ
もうシーズン中に辞めて建て直すしかない
引用元: https://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1649017575/