【6月15日】2カ月後に控えた韓国型発射体ヌリ号打ち上げ…性能検証衛星の最終試験へ

【6月15日】2カ月後に控えた韓国型発射体ヌリ号打ち上げ…性能検証衛星の最終試験へ

【6月15日】2カ月後に控えた韓国型発射体ヌリ号打ち上げ…性能検証衛星の最終試験へ

1: 新種のホケモン ★ 2022/04/04(月) 09:19:27.71 ID:CAP_USER
kr250
今年6月に2回目の打ち上げを控えている韓国型発射体「ヌリ号」(KSLV-2)に搭載される性能検証衛星が開発最終段階に入った。

韓国科学技術情報通信部は4日から4日間、性能検証衛星にキューブサットを搭載して衛星開発試験を行うと3日、明らかにした。性能検証衛星はヌリ号の発射性能を検証するために開発された衛星だ。国内で開発された宇宙技術を確認するための搭載体と国内の大学で開発されたキューブサット4基が搭載される。衛星は600~800キロメートルの間の太陽同期軌道で2年間任務を遂行することになる。

キューブサット4基と性能検証衛星は重量が約180キロだ。性能検証衛星には韓国が開発した発熱電池と制御モーメントジャイロ、Sバンドアンテナが搭載される。この装備が宇宙環境で設計通り作動するかどうかを確認することになる。

キューブサット4基はそれぞれ朝鮮大学・ソウル大学・延世(ヨンセ)大学・韓国科学技術院(KAIST)が約2年間にわたり開発してきた。キューブサットは地球大気観測「GPS RO」(電波掩蔽)データの収集、粒子状物質モニタリング、ハイパースペクトルカメラの地球観測、電子光学・中赤外線・長赤外線の多重バンド地球観測などを担当する。

4~7日に実施される性能検証衛星試験は質量特性測定試験だ。性能検証衛星開発過程で初めてキューブサット4基を装着した形で行われる。試験を通じて衛星体の錘の重心測定および慣性モーメント(回転する物体が回転力を持続しようとする性質の大きさ)精密測定を行う。性能検証衛星がヌリ号から分離した後、軌道に安定的に姿勢を制御できるかどうかを確認する試験だ。

科学技術情報通信部のクォン・ヒョンジュン巨大公共研究政策官は「ヌリ号1回目の打ち上げ時は衛星模写体(ダミー衛星)だけを搭載したが、2回目では衛星を搭載してこれを軌道に乗せることになるので、我々が独自に開発した発射体を通じて衛星を最初に搭載して打ち上げるという意義がある」と話した。

昨年10月21日に打ち上げられたヌリ号は1段目ロケット分離後、フェアリング(人工衛星保護カバー)の分離、2段目ロケット分離まで順調に成功したが、ヌリ号に搭載された衛星ダミー(模写体)を宇宙の軌道に乗せることができなかった。3段目ロケットの要となる7トンエンジンの燃焼が目標燃焼時間に到達できず、十分な動力を得ることができなかった衛星ダミーはオーストラリア近隣の海に落ちた。

科学技術情報通信部が設けた発射調査委員会は3段目の酸化剤タンクの圧力低下が原因で7トンエンジンが十分に燃焼できなかったとみている。2回目の打ち上げでは3段目の酸化剤タンクのヘリウムタンク下部支持部とマンホールの覆い構造を変更・補強し、改善することにした。ヌリ号の2回目の打ち上げ予定日は6月15日で、気象状況などを考慮して6月16~23日を打ち上げ予備日としている。

ヤフーニュース(中央日報) 4/4(月) 9:03配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/10fb10799338ad53b14f707e2f8d414138e73db8


続きを読む

続きを見る(外部サイト)

ニュースカテゴリの最新記事