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ウィザーズの八村塁がマジック戦で17得点 3P成功本数は昨年に並ぶ チームはマジックに127-110で勝利
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NBA東地区全体12位のウィザーズは30日、地元ワシントンDCで地区最下位(15位)のマジックを127―110(前半58―56)で下して33勝43敗。このカードは今季3戦全勝となった。ここ4戦では3勝目。残りは6試合だが、プレーイン・トーナメント出場(7~10位)は絶望的な状況となっている。
7試合連続の先発となった八村塁(24)は前日のブルズ戦で今季最多の21得点をマークしていたが、この日はフィールドゴール(FG)を15本中7本(うち3点シュートは4本中1本)決めて17得点と7リバウンド、3アシスト、2ブロックショットをマーク。2ケタ得点は今季出場36試合で23回目となった。
第2Qの5分10秒にはこの日放った最初の3点シュートを右サイドから成功。この時点で今季の成功本数は36試合で「45」となり、昨季に57試合で記録した自己記録に21試合少ない段階で並んだ。成功率は昨季の32・8%から45・9%に上昇。50%台の“最高到達点”からはダウンしているが、今季はアウトサイドからのシュートの精度を確実に上げている。
第3Qの2分52秒には、マジックのセンターで両手を広げた長さ(ウイングスパン)が239センチとNBAで最も長いモー・バンバ(23=213センチ、105キロ)との正面フリースローライン付近で1対1を展開。インサイドにドリブルしたあと、バンバのブロックをかわすためにダブルクラッチから左手によるリバースのレイアップを決めて館内を沸かせた。
クリスタプス・ポルジンギス(26)は移籍前のマーベリクス在籍時を含めて今季自己最多の35得点。ケンタビアス・コールドウェルポープ(29)も25得点を稼ぎ、シーズン途中で移籍して古巣に戻ったトマシュ・サトランスキー(30)は無得点ながら10リバウンド、13アシストでダブルダブルを達成した。
無得点でダブルダブルを成立させたのは史上3人目。1971年のノーム・バンライアー(ロイヤルズ=現キングス)と、今季の新人、ジョシュ・ギディー(サンダー)がそれぞれ無得点のままダブルダブルを達成している。
マジックは4連敗で20勝57敗。ドラフト全体8番目に指名された新人のフランツ・ワグナー(20)が28得点をマークしたものの、勝負どころの第4Qは31―41と流れをつかめなかった。
<八村の全オフェンス>
▼第1Q(出場9分19秒=6得点)
(1)20秒・右エルボー付近からプルアップでジャンプシュート=〇(アシスト・サトランスキー)
(2)1分41秒・右ベースライン際からジャンプシュート=×
*3分14秒・フリースロー2本=〇〇
(3)4分3秒・速攻から右サイドを疾走してゴール下=〇(アシスト・サトランスキー)
▼第2Q(出場7分36秒=7得点)(4)5分10秒・右サイドから3点シュート=〇(アシスト・スミス)
(5)5分49秒・正面から3点シュート=×
(6)6分38秒・左サイドからインサイドを突いてゴール下=×
(7)9分1秒・フリースローライン付近からジャンプシュート=〇(アシスト・サトランスキー)
(8)11分29秒・右エルボー付近でプルアップからジャンプシュート=×
(9)11分57秒・速攻から右サイドを疾走してダンク=〇(アシスト・サトランスキー)
▼第3Q(出場8分33秒=2得点)
(10)1分59秒・左サイドから3点シュート=×
(11)2分52秒・213センチのバンバとの1対1。正面やや右からドライブしてダブルクラッチから左手でリバースのレイアップ=〇(アシスト・サトランスキー)
(12)3分15秒・ペイント内でシュートを試みるもジャンプ途中F・ワグナーにボールをはたかれる=×
(13)6分39秒・ペイント内でプルアップからジャンプシュート=×
▼第4Q(出場3分34秒=2得点)
(14)9分35秒・正面やや右から3点シュート=×
(15)10分10秒・右サイドからジャンプシュート=〇(アシスト・サトランスキー)