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【なくなっちゃうほうが、悲しい】ついに値上げした『うまい棒』 メッセージに「泣いた」
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うまい棒をモチーフにしたリップクリームや入浴剤、キャラクターを使用した文房具やグッズ、「パチスロうまい棒」などが発売されている。 先行商品である平型のコーンパフスナック「うまいうまいバー」の改良品であり、名称は明治乳業が1979年3月に販売開始した棒アイス「うまか棒」に便乗したものである。
38キロバイト (5,490 語) – 2022年4月1日 (金) 09:12
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数十円の低価格で購入できるため、駄菓子は子供の遠足のおやつとしても親しまれています。
2022年1月、駄菓子の定番の1つであるスナック菓子『うまい棒』が、値上げされることが発表されました。
1979年の発売開始以来、42年もの間、税抜き10円で販売されていた、『うまい棒』。
同食品を販売する株式会社やおきんによると、原料価格の高騰などに伴い、販売価格を12円に引き上げることになったといいます。
『うまい棒』値上げのコメントが「泣ける」と話題に
10円玉のワンコインで購入することができた『うまい棒』の値上げは、幅広い層に衝撃を与えました。
ついに値上げが行われる、2022年4月1日、株式会社やおきんはTwitterアカウントにメッセージを投稿。
そこに書かれていたのは、値上げの決意や、駄菓子への愛でした。
なくなっちゃうほうが、悲しいから。
うまい棒値上げのニュースが流れたとき、そんな声をたくさんいただきました。
1979年の発売以来初の価格改定は苦渋の決断でしたが、思いもよらなかったお客さまからの温かい言葉の数々に、感謝の気持ちでいっぱいです。
子どもたちのお駄賃でも買える「10円」という値段にこだわっていられたのは、製造・流通に携わる関係各位の協力と、なによりうまい棒を応援してくれる皆さまのおかげです。
未来の子どもたちにも、これからも駄菓子のおいしさと楽しさを届けていくために。
ちゃんと利益を出すことで、駄菓子文化の存続と発展に努めていきたい。
やおきんの、2円分の決意です。
@Umaemon_40th ーより引用
うまい棒からのお知らせです。#42年間ありがとう #今日から12円 pic.twitter.com/rhws5Fnaan
— うまい棒【やおきん公式】@第2回うまい棒川柳受賞作発表中! (@Umaemon_40th) March 31, 2022
最後には、「駄菓子に未来を」というひと言が添えられた、同社のメッセージ。
今回の件について「たったの2円の値上げ」と思う人も多いでしょう。しかし、子供がお小遣いで買うことを考えると、2円は大きいのです。
文面からは同社が値上げを行うかを悩み、苦渋の決断を下したことが伝わってきます。
同社のメッセージは拡散され、真摯な内容に多くの人が心打たれました。
・なくならなくて本当によかった!今後も食べ続けます。
・最初の一文で泣いた。本当に、販売終了してからじゃ遅いんだよね。
・逆に、42年間も値上げしなかったのがすごい!かっこいいなあ。
いいものを世の中に届け続けるためには、資金が必要となります。
きっと今後も、『うまい棒』は駄菓子を代表する存在として、多くの人に愛されることでしょう。
[文・構成/grape編集部]