阪神・ガンケルが3日に今季初先発「戦う姿勢を引き継ぎたい」

　3日に東京ドームで行われる阪神―巨人の予告先発が2日に発表になり、阪神は、昨季9勝（3敗）を挙げたガンケルが、今季初先発をする。抜群の制球力で勝負する右腕は東京ドームで対応し、「ゲームで投げられるのは本当に楽しみ。チーム状況はよくないが、昨日（1日）の試合での最後まで戦い抜く姿勢は、チーム全体でなんとかしようという気持ちの表れだと思う。それを引き継ぐというか、自分自身も忘れずに戦いたい」と決意を示した。

　来日3年目の今季は、キャンプ終盤に腰の張りを訴え、出遅れた。3月13日のオープン戦・巨人戦で実戦復帰をし、3番手で1回を2安打1失点。19日の同オリックス戦は2番手で3回1安打無失点と安定した投球を見せた。27日のウエスタン・リーグの中日戦は、先発で3回2/3を6安打1失点と打たれながら、試合を重ねて調子を上げてきた。

　巨人はルーキーの右腕の赤星が先発する。