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カブス・鈴木誠也が3戦8打席無安打「バッティングは難しい」 米初安打へ試合後約50分打ち込み
カブスの鈴木誠也外野手(27)は29日(日本時間30日)、本拠地でダイヤモンドバックスとのオープン戦に「2番右翼」で出場。2打数無安打、1死球、2三振に終わり、オープン戦は8打席連続無安打となった。
この日も鈴木のバットから快音は響かなかった。第1打席は死球で出塁して後続の本塁打で生還したが、第2打席は追い込まれてから7球目の速球にバットが空を切って三振。第3打席もボール球の変化球に手が出て連続三振を喫し「自分の状態という感じ。ボールを見だしている。ファーストストライクから手を出せていない」。いずれも初球のストライクに手が出ず、反省の言葉を並べた。
それでも、自身で課題はわかっているようで「タイミングだけ。日本にいる時と同じ感じ。いつものシーズン前というか。いろいろやらないといけないことはたくさんある」。試合後は、室内の打撃ケージに直行して約50分の打ち込みを行った。
実戦出場は3試合目。安打からは遠ざかっているが、「球(自体)とか変化球とかというのは、今のところさほど(日本と)変わった感じもない。本当に打てないなというような球ではないんですけど、自分の状態が。甘い球だったりとかに手が出ないので、ほんとそこだけ」と改めて現状を説明した。
守備では5回に三塁へワンバウンドの好返球を披露。タッチをかいくぐられてセーフとなったが、日本でゴールデングラブ賞を5度獲得した片りんを見せた。打撃だけではなく、走攻守のオールラウンダーとして期待のかかる27歳は「打つのは波がある。バッティングは難しいので、いろいろ考えながらやらないといけないなとは思っている。守備と走塁というのは調子が悪いというのはないと思うので、そこはしっかりやりたい」と力を込めた。
報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/2eb1b0444afcb7ff728e244db82d847c1eee8174