【海外反応】「ヤフコメのネット右翼」が中国で笑い者に…バカで差別的な投降を翻訳「おバカな日本」が人気 仕掛け人達の思惑は

【海外反応】「ヤフコメのネット右翼」が中国で笑い者に…バカで差別的な投降を翻訳「おバカな日本」が人気 仕掛け人達の思惑は

【海外反応】「ヤフコメのネット右翼」が中国で笑い者に…バカで差別的な投降を翻訳「おバカな日本」が人気 仕掛け人達の思惑は

1: ramune ★ 2022/03/29(火) 18:55:27.48 ID:WsgWICXr9
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■ネット右翼を嘲笑する「おバカな日本」というアカウント

 「日本?事」(おバカな日本)という微博(中国のSNS)アカウントをご存じだろうか。
これは日本語ができる「愛国的」な中国人が運営しているアカウントで、フォロワー数は22万1000人。
内容は中国にとって好ましくない日本国内の言説(台湾との連帯の主張など)や、日本のB級ニュースなどを批判的な姿勢で紹介するものだ。

 この「日本?事」や、類似の「日本tui一生」(フォロワー1万7000人)などのアカウントが興味深いのは、
日本語のツイッター、ヤフーニュースやYouTubeのコメント欄などで見られるネット右翼系の「おバカ」な投稿を積極的に翻訳し、嘲笑のネタにしていることだろう。

 ツイッターや「ヤフコメ」は、ヒマ人が匿名でめちゃくちゃなことを投稿して憂さ晴らしができる便所の落書き……
であるかに思えて、実はそうした低劣な書き込みが22万1000人の中国人から「おバカ」として笑いものにされている場合がある。これが2022年のインターネット空間なのだ。

(中略)
■中国国内の過激言説を拡散させる「大翻訳運動」

 今回、この翻訳を仕掛けたのは「浪人」と呼ばれる反体制的なオタク系中国人たちのグループだ。彼らに明確なリーダーはおらず、
組織化もされていないため、イメージとしては「5ちゃんねらー」や「アノニマス」などと近いが、指す範囲はもう少し狭い。
日本でいえば「なんJ民」や「嫌儲民」(いずれも5ちゃんねらー内部のグループ)くらいの肌感覚の人たちだ。

 「浪人」の一部は、上記の「ウクライナ美女」の事件を契機に、中国国内のネット上にあふれている過剰な愛国主義的・排外主義的な言説や、
ロシアの軍事行動を支持する言説を積極的に英語や日本語に翻訳して暴露するようになった。
現在はツイッターで「#大翻???」や「#TheGreatTranslationMovement」「#偉大な翻訳運動」などのハッシュタグを使用し、世界に向けて晒しあげ行為を続けている。

(中略)
■いつの間にか本物の国際問題に昇華しそうな気配

 過剰にも思える反応の理由は、おそらく大翻訳運動の内容が、習近平政権のキャンペーン「講好中国故事」(しっかりと中国の話をしよう)に抵触するためだ。
これは中国の体制や文化の優秀性、経済発展の素晴らしさなどを海外に向けて積極的に発信せよという方針で、最近では2021年5月にも習近平自身の講話で強調された。

 政権の肝煎りで中国の素晴らしさを世界に宣伝しているときに、「戦争でウクライナ美女が中国に来る」だの「プーチンの覇気を称賛する」
「日本に原爆を落としてやれ」だのといった正真正銘の「中国の声」が、各国語に翻訳されて全世界に流れたのではたまらない。当局の怒りの理由はこのあたりにあるのだろう。

(中略)
 もっとも、大翻訳運動の一件からは、閉鎖的な言論空間で横行する「頭の悪い言説」が、国益を毀損(きそん)する潜在的なリスク要因になるという教訓も読み取れる。
たとえば、ロシアや中国が日本のヤフコメやツイッターの差別言説を戦略的に抽出・翻訳し、「日本ではネオナチ勢力が台頭している」といったディスインフォメーションに活用する危険性も、やはりあり得るのではないか。

ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/55a65055fe6caeafd69ddfaa7addbba006c6440e?page=1


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