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新庄ビッグボス人気の当てが…敵地チケット完売せず 連日大展開するメディアの扱いと、ファンとの間に温度差が…
新庄監督が福岡市育ちであることもあり、ソフトバンクは球団幹部の大号令の下、開幕戦セレモニーをBIGBOSSありきで演出。3年ぶりに収容人数制限なしでチケットが売り出されたものの、開幕戦は観衆が3万5141人にとどまり、完売しなかった。
コロナ前だった19年の楽天とのクライマックスシリーズでは4万人を超えていたが、開幕2戦目の土曜は3万3380人、3戦目の日曜は3万2096人と、想定外の結果に終わった。
福岡に限らず、大半の球場が満員にならない現象が起こっているため一概にはいえないものの、連日大展開するメディアの扱いと、ファンとの間に温度差があるようだ。
ソフトバンクでは、開幕の日本ハム戦が決まって以降、BIGBOSSを意識していたが、途中で鷹党はやはり敵将にはそれほど関心を示していないことがリサーチ結果で判明。その時点で「チケットが完売しないのではないか」と不安がよぎったというが、不幸にも的中してしまった。
今後、日本ハムを本拠地に迎えるパ・リーグ球団関係者は「今回のマーケティング結果はかなり注視していた。全体的に客足の戻りが鈍い中で、どの球団もBIGBOSS人気を当て込んでいたが、今後は軌道修正をせざるを得ない。早急に代案を考える」と焦りをにじませた。
29日には札幌ドームで西武を相手に本拠地開幕戦に臨む。開幕までは超人気先行だった新庄監督だが、いざふたを開けるとグラウンド内外での評価が逆転する展開になっている。
夕刊フジ 3/28(月) 17:00 全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1a6ac28c6a86a3d64997a799040caa2e6a54d16