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阪神・青柳 当面は二軍調整「焦りは常にありますよ。一平、桐敷とかいいピッチングをしているので」
東スポWeb
コロナ感染で開幕投手から外れた阪神・青柳(東スポWeb)
阪神・青柳晃洋投手(27)が、29日の二軍全体練習から、早期の一軍復帰へ向け、再始動する。
本来は開幕投手に内定していた右腕だったが、今月17日に新型コロナウイルス感染が発覚。目標としていた25日の開幕戦登板は回避せざるを得ない状況となり、以降は隔離措置となっていた。
27日から久々に屋外の鳴尾浜で体を動かし、28日も甲子園室内でランニングやダッシュ、キャッチボールなどの自主練習を行い、ようやく〝日常〟を取り戻しつつある。練習後、部屋に閉じこもらざるを得なかった日々を振り返り「(体の感覚は)良いとは言えないですよね。できることもあまりなかったですし、ボールを投げられていなかったので」とまだ〝手探り〟の状態で調整している。
昨季13勝で最多勝を獲得し、阪神の先発ローテに欠かせない青柳。福原一軍投手コーチはカムバックを歓迎しつつも「やっぱり実戦で投げていかないと、バッターとの感覚もだいぶ離れていると思うので。まずはそこをしっかりクリアしてほしい。一番怖いのはケガをすることなので。『焦らず、早く』ですね」と慎重なプランで復帰を進めていくという。
今週の一軍は広島→東京の遠征となることもあり、二軍でじっくりと離脱前の状態に戻すことに専念する方向。ひとまずはファームでのブルペン入り、ウエスタン等での二軍実戦登板を経て、一軍合流への時期を検討する見込みだ。
青柳は「焦りは常にありますよ。1回なくなった立場をとり戻すのは大変ですし、(開幕の)3連戦を見てても(小川)一平だったり、桐敷とかいいピッチングをしているので。自分の戻る場所はないと思ってしっかり練習やって、結果を出して帰ってこないといけないなと思っています」と再スタートへ向け、気合を入れていた。
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